コロナ医療最前線を経験しダイエットを決意
――痩せようと思ったきっかけを教えてください。
ダイエット前は身長156cmで体重が78kgありました。ただ、健康診断ではBMIが引っかかるくらいで、太っていることに危機感がなかったんです。看護師として働いているんですが、夜勤のようなハードな環境でも息苦しさや動き辛さも感じないし、逆に丸みのある体型や元気なキャラクターで患者さんに安心感を感じてもらえるし、このままでいいかと考えていました。
でも、コロナ禍で救命病棟に勤務するようになり、回復する患者さんがいる中で、肥満の患者さんは悪化してしまうケースも多く……。そんな光景を目の当たりにし、改めて「肥満は万病の元なんだ」と恐怖を感じました。
――大変な状況でしたね。コロナ禍の医療最前線の現場にいらしたんですね。
はい。人工呼吸器に繋がれている肥満の患者さんの看護には、多くの人手が必要です。患者さんのカラダを支えて看護すると、80kgってこんなに重たいんだ、と感じて。今の自分の体重だと、何かあった際に人に迷惑をかけてしまうかもしれないと思いました。
そんなコロナ医療現場での出来事がきっかけとなり、ダイエットを決意しました。
――ダイエット前にカラダに不調を感じることはありましたか?
とにかく疲れやすかったですね。そして疲れがなかなか抜けないので、夜勤後はずっと寝ていたり、しょっちゅうマッサージに行ったりしていました。