親しい上司やお世話になった方へはエピソードを添える

特に親しい上司やお世話になった方には、仕事を通じて学んだことやその時のエピソードなどを具体的に伝えると、より感慨深いものになります。また、その時の自分の感情といった人間的な部分を加えるとさらに印象的です。

<アレンジ文例>
・○○さんの下で過ごした○年間、たくさんのことを学ばせていただきました。
いただいたアドバイスを忘れずに、今後も精進していく所存です

・特に◯◯さんと大きなプロジェクトチームを組むことができたことは私の最大の誇りです。おかげさまで大きな自信となりました

・あの時の◯◯さんの○○という一言が今でも強く残っています。◯◯さんから仕事を通じて学んだことはかけがえのない財産となっています

・箸にも棒にもかからなかった私のような新人を親身に指導してくださったこと、大変感謝しています。私の○○といったミスに対し、時に丁寧なアドバイスやフォローをしていただいたこと、忘れません

スマホでメールを送る女性の手元
写真=iStock.com/oatawa
※写真はイメージです

直接接点がなかった相手にも、お近づきになるチャンス

直接、仕事で接点がなくても今後積極的に関わりを持ちたい相手には、この機会に個別メールを送ってみましょう。面と向かって言いにくいことも、メールであれば伝えやすいものです。先輩の仕事ぶりで日頃すごいと思っていたところ、尊敬しているところを具体的に伝えるといいでしょう。

<アレンジ例>
・○○先輩とはゆっくりお話する機会がなかったのが残念です。
先輩のプレゼンはいつも説得力がありぜひコツをうかがいたいと思っていました。
もしまた会議などでご一緒する機会がありましたら、そのときはぜひもっとお話させてください

・○○先輩のチームをまとめ上げる姿には感銘を受けておりました。
私も○○先輩に近づけるよう、もっと精進していくつもりです