なぜ空海は崖から三度も身を投げたのか――『阿･吽』第2話 ｢コミック『阿･吽』｣

比叡山延暦寺の開祖である最澄と、高野山を築いた空海。寺院は腐敗し、政は荒れ、民が死にゆく激動の時代・平安初期を生きた、二人の天才を描く大河ロマン‼

真面目で理屈に傾倒する泣き虫な最澄と、自身の激情を隠すことなく荒々しく生きる空海。類い希なる才能を持つ対照的な二人は、何故エリートとして生きる道を捨て、日本仏教の道へと進んだのか。そしてレールを外れた二人の行く先とは。7年に渡る連載を経て、完結したばかりの『阿・吽』の第2話をお届けする。

>>『阿・吽』単行本