ひと昔前に比べると、現代の女性たちは“若返っている”ように見える。けれど、他人の目に触れやすいことから多くの女性が気にするのが髪やツメの変化。コレって老化!?
鏡で肌のチェックを行う女性
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細胞の老化は、見た目にも影響する!?

読者アンケートによると、カラダの不調や変化を感じはじめた時期は、「40代」と回答した人がもっとも多い。その内訳は、41〜45歳で29.0%、46〜50歳で30.9%だ。また、「老化」が起こる年齢も「40歳から」と回答した人が26.6%だった。カラダの老化=細胞の老化は20歳を境に始まるというが、回答から推測すると、老化を実感するまでには約20年かかるようだ。

女性にとってもっとも気になるのが「見た目の老化」だ。特にキャリア女性にとっての「見た目」は自分の印象を左右するため、気を抜けないポイントでもある。

シワやシミ、皮膚のたるみ、フェイスラインのゆるみはもとより、女性がもっとも美容面=見た目での変化を実感するのは「白髪(70.3%)」。第一印象を5歳は老けて見せるといわれ、仕事柄「染めないわけにはいかない」という人も多い。また名刺交換時に意外と目につくツメの変化も実感しているよう。それらの原因からメカニズム、対処法を知っておくことがこれから先の“見た目の若さ”につながりそうだ。

見た目の老化現象