新型コロナウイルスの脅威が消えないなか、在宅ワークなどで生まれた余暇をどう活用するかで、その後のキャリアに差がつくはず。ネット環境さえあれば、海外有名大学のオンライン講座や、初めての副業にも便利なウェビナーなどが受講可能。知らないと損!
コンピューターにオンライン セミナー画面を見ての実業家。
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在宅ワークは学びのチャンス。同時に副業の好機!

コロナ禍で、オンラインでの講座やイベントが爆発的に増えている。急成長するオンラインセミナー=ウェビナーについてプラットフォーマーに取材した。

「緊急事態宣言直後、データサイエンスの講座の受講者が6倍以上増えたのが印象的でした」と話すのは日本版MOOC(大規模公開オンライン講座)のプラットフォーム、gaccoを運営するドコモgaccoの佐々木基弘社長。MOOCは2012年頃にアメリカで始まったサービス。有名大学の講義がほぼ無料で受講でき、修了証も受け取れることから全世界で億単位の登録者がいる。欧米では転職や進学でMOOCの学習歴が評価対象になるケースも増えているが、日本の転職市場や企業でこうした修了証の評価はまだ低い。gaccoのエンドユーザーは77万人以上で、通勤時間に学ぶ人や、自己投資にコストがかけられない育休中の女性などが多いそう。