オンラインのプレゼンは、相手の反応がわかりづらく、手応えも得にくいもの。プレゼンに参加していて集中力がなくなってしまったり、ついスマートフォンをいじったり眠くなってしまったりという経験がある人も多いのでは? 自分がプレゼンする立場になった場合、参加者の注意を引き付けておくためにはどうすればいいのか? 4つの重要なポイントを紹介します。

1.自分のリモート環境を整える

まず、オンライン会議に参加する前に、パソコン周りの環境を整えます。自宅など、参加する場所が散らかっているならZoomではバーチャル背景が設定できるので、画像を用意しておくといいですね。また、部屋の照明が足りず、カメラに顔が暗く映ってしまう場合は、ディスプレーに小型のブックライトなどを付けると、顔が明るくなります。自撮り用の円形ライトを用意してもいいですね。特に自分がプレゼンする立場の場合は、表情が明るく映るよう工夫してみてください。

また、音声もパソコン内蔵のマイクとスピーカーではなく、マイク機能のあるヘッドホンやイヤホンにしたほうがクリアになり、相手の声もよく聞こえます。

多くの人がノートパソコンを使っていますが、ディスプレーの上にあるカメラは、そのままデスクに置くと自分の目線より下の位置になってしまいます。カメラが見上げる形になって顔の上部しか映っていない、部屋の天井が映っているということになりがちです。その場合は、パソコンを台に乗せるなどして調整しましょう。そうすれば、相手から見て自然な角度になり“上から目線”に見えてしまうのを避けられます。

パソコンの高さを整える

そして、会議に臨むときは、自分自身もプレゼンに集中できるように、必要なデバイス以外はオフにしておきましょう。