アート思考や新規事業などをテーマとしたイベントで、スピーカーとして登壇する機会が多いというITベンチャー「uni’que(ユニック)」の代表・若宮和男さんが書いたブログ記事「ジェンダーギャップなイベントの登壇をお断りすることにしました。」が反響を呼んでいます。そこで、プレジデントウーマンオンライン編集部はご本人に直撃。男性ばかりが登壇するイベントに感じた疑問や、こうした決断をするに至った理由について語ってもらいました。
「uni’que(ユニック)」代表の若宮和男さん
「uni’que(ユニック)」代表の若宮和男さん(写真=本人提供)

「女性登壇者25%以上」をマイルールに

7月20日に公開されたブログ記事に大きな反響をいただき、正直びっくりしています。この記事では、(アシスタント的な立場の人を除いた)女性登壇者が25%以上いないイベントへの登壇は当面お断りさせていただくことと、そう考えた理由などを書きました。

当初はあくまで、イベント主催者の方々にオファーの手間をおかけしないための事前の「業務連絡」のつもりだったのですが、女性からも男性からも賛成・反対含めてたくさんの意見をいただいて、この問題への関心の高さをあらためて実感しています。

「勇気ある発言」と言ってくださる方もたくさんいました。とてもありがたいことですが、僕としては「社会に物申す」みたいな大げさなつもりはなくて、純粋に合理的に考えてたどり着いた考えを書いただけなんです。