知っておきたい標準計算機のキホン5

計算上の注意点

計算機の利用にあたっては、注意点もあります。

たとえば、iPhone標準の計算機は通常の電卓と異なり、「=」を押すと四則演算の順番で計算されます。例えば「3+2×6」の計算結果は、通常の電卓では「=30」になりますが、iPhoneの計算機では「=15」になります。

計算結果のコピー&ペースト

計算結果を長押しすると表示される「コピー」をタップするとコピーができ、メモアプリやメール等に数字をペーストすることができます。また逆に、他のアプリやブラウザから数字をコピーして、計算機にペーストすることも可能です。何らか作業途中でちょっとした計算が必要になった場合に役立つことでしょう。

計算結果の1桁削除

計算結果の数字部分を左または右にスワイプすると、直近の入力値を一つずつ削除することができます。数字の入力ミスをした場合に、Cでオールクリアせずとも1文字ずつ消していけるので、私も重宝しています。

繰り返し計算

計算式を入力して「=」で計算結果を表示した後、再度「=」を押すと、最後に入力した計算式を繰り返します。例えば「3+5×2=」を押すと計算結果として「13」が表示されますが、さらに「=」を押すと最後の計算式「×2」が繰り返され、計算結果は「26」になります。手軽に累乗したい場合などに便利に使える技です。

関数電卓に変身

画面縦向きロックが解除されている状態で、計算機の画面を横向きにすると、関数電卓に変わります。関数電卓では、一般の電卓のように()を使って計算式の先頭から計算したり、m+/m-のようなメモリー機能を使った複雑な足し算・引き算、累乗や三角関数の計算など、高度な計算が簡単にできるようになります。

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