行政の企業支援が充実してきている
(2)「やりたいこと」を事業化する勉強をはじめたい場合
あなたはひょっとして、もっと先の自立を見据えて「滑走路」をつくろうとしているのかもしれません。そんな時は、「事業化」を検討してみたらどうでしょう。別にすぐ起業する必要はありません。起業を視野に入れて勉強し、ビジネスプランコンテストなどを目指すなど、目標を設けるのです。
繰り返しになりますが、すぐ起業しなくてもいいのです。ただ、それを前提に事業計画書などをつくると、自分のやりたいことが事業化できるのか、それで自分が自立してやっていけるのかを、より「自分ごと」として考えることができるはずです。
幸い今は行政が若い世代、シニア世代の起業を支援しています。行政の無料セミナーやスクール情報を見つけて、会社帰りに勉強してみたらどうでしょうか?
東京都が運営する創業情報のウェブサイトです。無料で起業相談ができる公的な施設、多くが無料の起業や創業に関するセミナー・イベント、資金調達の相談場所、インキュベーションオフィス(大学など関係機関と提携した起業支援施設)など、さまざまな支援メニューが紹介されます。まず、この中から、自分が興味を持っていることを探すことからはじめるのもひとつの手です。
●StartupHubTokyo(スタートアップハブ東京)
前述の「東京都創業NET」のウェブサイトに記載されていますが、東京・丸の内にある総合的な起業支援施設です。無料の起業相談や起業に役立つセミナー、コワーキングスペースの利用などさまざまな支援メニューを受けられます。