株や投資信託などを買ったまま放置……なんて人も多いのでは? 実は、金融商品を放置することにはさまざまな弊害が。そこで、人気FPの横山光昭さんに、資産を実際にほったらかしにしている読者3人へのアドバイスを通して、上手な「資産メンテナンス計画」の進め方を教えてもらいました!

ほったらかしはNGだが、投資を避けて通るのも×

FPの横山光昭さんは、家計に関するさまざまな悩み相談を受けるのが主な業務。その際、資産運用のアドバイスをすることも少なくない。

「私のお客さまは年代も収入も性別も多様ですが、なかには投資している方も多い。うまくやっているなと感心する方もいますが、買ってから何のメンテナンスもせずほったらかしの人も目立ちます」(横山さん)

株などの元本割れリスクがある金融商品を持っているなら、本来は定期的にチェックしたほうがいい。

「と聞くと、面倒で投資自体やりたくなくなるかもしれませんが、預貯金もインフレ局面では目減りするリスクがあるので、すでにある程度預貯金があるなら、投資も検討するとベター。インデックス型投資信託の積み立てなど手軽な商品を選べば、最低年1回程度のケアで済みます」

投資商品をほったらかしている読者の実例を紹介。横山さんには問題点を指摘してもらうとともに、インデックス型投資信託の積み立て中心のポートフォリオに切り替える改善策も提案してもらった。今まさにほったらかし中の人、今後投資を検討中の人は参考に!