――睡眠時間はどのくらい?
「本来は寝るのが大好きなのですが、今は4時間が最低ラインです。少なめに設定することで、『4時間眠れば大丈夫』と思えるようになって。一種の自己暗示でしょうか(笑)」
――台本を覚える時間は?
「家で一気に短期決戦です。集中力が足りないので、家事などが気になったら、まずちゃんとやりきってから再開します。小刻みに集中して、積み重ねていくタイプですね」
普段の予定管理では手帳と携帯電話を併用。お気に入りの文具は、伊勢志摩サミットの公式お土産にも選ばれた、あの人気アイテムだ。
「フリクションボールペン、これが出たときは感動しました。筆ペンも好き。字がコンプレックスなのですが、よりキレイに書きたいという思いから、あえて使いこなすのが難しい筆ペンでお手紙を書いたりします」
苦手だからこそトライし、楽しみながら身につけていく。吉田さんが活躍しているたくさんの理由のなかには、どんな役を演じてもしっくりくる表現力、人間的な温かさに加え、こうした前向きな心ばえもあるのだろう。
2016年10月8日(土)より全国東宝系にてロードショー
家族はいさかい、後輩の女子アナに迫られ、立てこもり犯から名指しで呼び出され……。ワイドショー番組のキャスター・澄田真吾の大変な一日を、テレビの番組制作と事件中継の舞台裏から描く。出演は中井貴一、長澤まさみ、志田未来、時任三郎ほか。監督・脚本は「踊る大捜査線」の君塚良一。(写真=2016 フジテレビジョン 東宝)
干川 修=撮影 paku☆chan=ヘア&メイクアップ 梅山弘子(KiKi inc)=スタイリング