Case.2 相手とまったく違うタイプの芸能人が好みだと言う

「男性に『あなたはタイプじゃない』と分かってもらうために、まったく違うタイプの芸能人が好きだといい、ファンのように振る舞います。アタックしてきた男性が中年男性ならかわいい雰囲気の若手俳優を、年下の男性なら渋いおじさま系俳優を理想のタイプに見立てますね」(27歳/商社)

相手がセルフイメージを真逆に勘違いしている人だったら頭が痛いですが、勘のいい人なら察してくれるでしょう。

Case.3 相手を軽く幻滅させる

「相手が喫煙者を嫌う人だったら、タバコを持ち歩いて『最近やめてるんですけど、なかなか完全禁煙はできないです』と言ってみるとか、家庭的な女性を好きな人だったら『女子力低くて、料理が大嫌いなんですよね~』と言ってみるとか。この手でけん制したことが何回かありますが、やりすぎると仕事に支障が出るので、ほどほどに」(29歳/メーカー)

このほか、大人しいタイプの女性なら「実はビジュアル系バンドが大好き」と言ってみるなど、ビジネス上の自分のイメージからは連想できないことを言ってみるのも手。「そんな人だとは思わなかった……」と“引いて”くれるかもしれません。

Case.4 誘いは誰かを巻き込む

「強引に食事に誘われたときは『それなら打ち合わせも兼ねて◯◯さんもお呼びしましょう』とか『うちの部長が○○さんに興味があるようで。食事ならぜひ部長も一緒にさせてください』など、2人きりでは行かないというアピールをしておきます。巻き込む人物は相手が嫌がりそうな人物がいいですね。上司や男性だと効果的だと思います」(35歳/飲食)

2人きりで食事がしたいのに、女性はそれを避けてくる。さらに苦手な人がくるとなれば、食事をする気も失せてしまうでしょう。「その人には来てほしくない」とも言いづらいもの。遠回しに2人きりになることを避けられれば、相手もその意味を理解すると思います。