婚活には「7日間の休息」を

“2015年婚活スケジュール”は完成しましたか? 【STEP3】で確認した、パンチ日から次のジャブ期間開始日までの日数が、“婚活疲れのバロメーター”となります。

婚活は、「パンチ→対戦相手(相手)探し→ジャブ→パンチ……」と続いていきます。以下の2つのケースを見比べてみましょう。

【ケース1】パンチ日:5月5日→次の相手とのジャブ期間開始日:5月8日
【ケース2】パンチ日:5月5日→次の相手とのジャブ期間開始日:5月19日

ケース1の場合、パンチ日から次のジャブ期間開始日までが3日しか空いていません。パンチ直後から次のお相手を探し出した(もしくは、前のお相手とジャブを交わしながら次のお相手を探していた)ため、精神的に休めておらず、疲労がたまっています。ケース2の場合は、2週間空いています。人によって多少の違いはありますが、少なくともこのくらいの間隔を空けるのが、婚活疲れを避けるにはおすすめです。

ここで「2週間空ければいいのね!?」というのは早計です。2週間の内訳としては、前半の1週間を気分転換に使い、後半の1週間で次のお相手を探すというのが理想的です。

そう、「婚活パンチ」後1週間は、強制的に休息を取りましょう。

婚活において、断ったり断られたりした瞬間は誰でもショックを受けます。中には不安を払拭するように、次から次へとお相手探しに向かう人もいます。でも、それはやめましょう。堂々と、1週間は自分の好きなことをしてください。特に婚活パンチ後の週末は、ゆっくり過ごすか、楽しく過ごす。自分のパワーを取り戻すために1日を当てることがポイントです。温泉に行くもよし、エステもネイルもオッケー。純粋に「楽しい!」と思えることに時間とお金を費やしましょう。このような時間が婚活疲れを避けるのに一番大事だからです。その際に、「あれ、なんであんなに思いつめていたのだろう」と、ふっと思えたらもう大丈夫。

2016年の婚活スケジュールには、ぜひ「1週間の休息」を取り入れてください。7日間婚活を休むことで、あなたの魅力や自信を取り戻せます。

またパンチ日から次のジャブ期間開始日までの日数にムラがある人で、その理由が「なかなか次のお相手探しに向かう気になれない」という場合は、すでに婚活疲れを起こしている可能性があります。そんな人は疲れを癒やすことが先決です。年末年始を「1週間の休息」に当てて心機一転といきましょう。

2016年が素敵な出会いの年になりますように!

大西明美
婚活アドバイザー。結婚相談所を経営。1977年大阪府生まれ。東京都文京区在住。過去20年で延べ4万3000件の恋愛を研究してきた婚活指導の第一人者。小中学校ではイジメを受け友達がいなかったため、周囲の人間関係を観察することを目的にして登校を続ける。特に恋愛に注目してコミュニケーションを学ぶ。高校生のとき、初めてできた友人に恋愛相談を持ちかけられ、日頃鍛えた人間観察眼を生かしたアドバイスを行い、無事に解決。それをきっかけに恋愛相談が立て続けに舞い込むようになる。婚活指導を通して、5年間で200組以上のカップルを成婚へと導いている。
著書に『となりの婚活女子は、今日も迷走中』(かんき出版)がある。