なにげなく作っているスライドにも実はトレンドがあるってご存じですか? まずは下のチェックシートにトライ! あてはまる項目の数で、あなたの「スライド年齢」がわかります。もしかして無意識に古くさ~いスライドを作っているかも!?(アドバイスしてくれる人:日本マイクロソフト エバンジェリスト 西脇資哲さん)

イラスト=前田はんきち
●チェックが11個以上なら→スライド年齢45歳
間違いなく昭和世代のスライド。ほとんどが流行遅れになっているので、今すぐ女性誌などでトレンドをチェックしてみましょう。

●チェックが6~10個なら→スライド年齢35歳
知らず知らずのうちに昭和のにおいを感じさせるスライドを作っている可能性があります。次ページからのトレンドをおさえて。

●チェックが5個以下なら→スライド年齢25歳
あなたのスライドは立派な平成世代! きちんとトレンドを押さえて作っています。今後も流行チェックを続けましょう。

本来のビジネスプレゼンテーションのゴールは、相手にしっかりとものを伝えて、そしてその結果、相手がなにがしかの行動を起こすことです。資料はそれを手助けするための道具にすぎませんが、実は資料だけでも独り歩きすることがあるし、資料を見ただけで感情や行動が発生することもあります。

日本マイクロソフト エバンジェリスト 西脇資哲さん

特に最近はネットをはじめとした、さまざまな媒体を通じて、資料だけが相手に届くことが増えました。

そうすると単なる道具としての資料ではなく、見た目にも洗練されている必要がある。そこで昭和チックな古くさい資料が出てくると、見るほうはがっくりくるわけです。洗練の中にはトレンドやテクニックがあります。ファッションや食事も今風が求められるように、作る資料も今風でなければいけません。誰が見ても「すてきだね」と言われる、今どきの資料の作り方を、さっそくご紹介しましょう。

 
日本マイクロソフト エバンジェリスト 西脇資哲さん
日本オラクルにてプロダクトマーケティングおよびエバンジェリストとして13年間活躍。現在はマイクロソフトで製品、サービスを広めるエバンジェリスト。『プレゼンは「目線」で決まる』など著書多数。

構成=池田純子 撮影=山田 薫 イラスト=前田はんきち