仕事も予定もないのんびりした日は、なぜだかいつもより早く目が覚める――。そんなときは、優雅な気分になれる朝ごはんを作ってみませんか? 朝はパン派だという料理家の桑原奈津子さんから、定評のある“粉もの”の4品を教わった。

バター風味のグラノーラ

●ナッツが入って栄養満点。都会派ブランチの決定版

グラノーラはリッチなバター風味に。つくり置きしておけば、忙しい朝にも活躍してくれそう。

材料(4、5食分)
【A】オートミール……150g/アーモンド(素焼き)……30g/クルミ(素焼き)……20g/シナモンパウダー……少量
蜂蜜……50g/バター……30g/干しぶどう……30g/イチジク(乾燥)……30g
【下準備】アーモンドとクルミは粗く刻む/イチジクは1cm角に切る

●作り方
(1)ボウルにバターを入れ、湯せんにかけて溶かす。蜂蜜を加えてよく混ぜる。
(2)1とAをよく混ぜ合わせる
(3)天板にオーブンシートを敷き、2を1cm程度の厚さに広げる。150℃に予熱したオーブンで20~30分焼く。焼きムラがあれば途中で天板の前後を入れ替え、まんべんなく茶色く色づいたらOK。
(4)粗熱を取り、適当な大きさに砕く。干しぶどう、イチジクを混ぜ合わせ、密閉容器に入れて保存する。
桑原奈津子

大学卒業後、カフェのベーカリー、大手製粉会社の開発等を経て料理家へ。日々のごはん&キップルの写真をツイッターで公開中。著書に『パンといっぴき』(パイインターナショナル)、『「しっとり」と「ふかふか」生地がおいしいパンケーキ』(家の光協会)など。
 

撮影=平松唯加子