3. 10歳以上年下の女性ばかりをターゲットにするアラフォー、アラフィフ男性
いろいろデリケートな事情をはらんでいる場合もありますが、これらの男性の多くはすぐに子どもを望みます。女性の都合を無視してかかり、キャリアプランを台無しにする恐れがあります。
また、若い女性ばかりを選ぶ理由が、同世代や年上の女性相手だと、自分の思い通りにならないからという可能性があります。つまりこういった男性は、若い女性だと主導権を握りやすく、自分の管理下に置きやすいと考えているのです。これでは、対等な関係で、お互いの仕事を支え合いながら、ともに育児をしたいと考えるバリキャリ女性とは相容れません。
対等の関係とは、相手のアイデンティティに敬意を持つことから始まる
それでは、逆に女性がキャリアを積むのに適した男性3タイプをご紹介します。
1. 年収1000万円以上で、結婚相手として同世代も対象にしている男性
高年収で、同世代を結婚相手として視野に入れている男性は、女性の若さよりも対等な関係を優先させます。この国で年収1000万円以上を稼ぐには、特別な知性、野心、教養が必要となります。彼らは、いくら若くてきれいでも仕事の話が全く通じないような女性をパートナーにすると、だんだん退屈になることを知っています。また、好奇心が旺盛なので、仕事に一生懸命なバリキャリ女性の世界に興味を持ちます。そして基本的に自分に自信があるので卑屈になることなく、純粋に女性を応援する余裕を持ち合わせています。
「あれ、1000万円以上の男性も自分のキャリアが大事なんじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、実は先ほど述べた"年収600万円から800万円の男性"とは大きく異なる点が1つあります。それは、女性のキャリアのために、男性が育児や家事の代行を認めるケースが増えることです。
年収が1000万円を超える男性は、節約よりも費用対効果を重視します。ですので、自己投資として何十万円もするセミナーに参加するのと同じように、ベビーシッターやお掃除サービスを活用します。バリキャリ女性の輝きを維持するために、育児や家事の代行など、普通の家庭ではかけなくてもすむコストを、「家庭への投資」として考えられる──目先にとらわれることなく、2人の将来のため、今必要なことに投資できるのが年収1000万円以上の男性の特徴です。