仕事や家事に追われて、いつも忙しい日本の女性たち。一方、世界に目を向けてみれば、働く女性の環境や考え方は多種多様。どんな1日を過ごし、どう働いているのか、覗いてみましょう!

“無理せず”仕事と家事を両立

2007年にアリゾナ州で設立され、オーストラリアや日本でも展開している米国発のゴルフ・クラブ・フィッティングスタジオ「クール・クラブス」。米国アリゾナ店のマネジャーとして働くパティさんは、夫とビジネスを始めて13年目。有名ゴルファーなどの対応をしながら、夫婦二人三脚で40人弱の従業員を取りまとめている。

【写真上】パティ・ティムスさん(48歳)【写真下】休日は、子どもたちや愛犬と楽しく過ごし、鍼や灸で体をリセット。ご主人が鉄板焼きや巻き寿司などを作ってくれることもある。

仕事は、社長である夫のサポートから経理までと多岐にわたるが、12歳の娘と8歳の息子の学校の送り迎えがあるため、15時半には会社を出る。忙しい毎日でも自分の時間はしっかり確保し、「どこかで帳尻合わせをすればいいのよ」と余裕の笑顔だ。

「必ずこの時間帯にこれをやらなければダメというルールは決めないの。今日やるべきことは今日のどこかでやればいいし、できなければ週末に自宅に持ち帰ってやってもいい。そのほうが、仕事も家庭もうまく流れていくから」

頑張ったごほうびは大好きなチョコレートを食べること。自然体で無理をしないことが、パティさん流仕事と家事を両立させる秘訣のようだ。


パティさんの1日

07:30 朝食、送迎
09:30 出勤
12:00 ランチ
15:30 送迎・帰宅(子どもたちを学校に迎えにいく)
18:30 夕食
22:30 自由時間(読書やTVドラマ)
01:00 就寝


編集協力=滝口智子(GreenCreate)