さらに通信費を下げるには、ムダなアプリ6460円分を解約すること

最近は、利用料金明細の郵送が有料になり、利用料金の内訳を見る機会がなくなりました(ネットでも見られるけれど、店舗に行って申し込む必要があるなどのハードルが……)。スマホ契約時には山のようにアプリがくっつけられます。1カ月たったら解約してもよいのですが、そのままになっている人が多いのではないかと思います。

私が5月にスマホに移行する際に案内されたアプリは、全部有料になると、月に6460円もかかることになります。使わないアプリなら、本当にムダ! それに気づかせないようにするために明細書の郵送をやめたのではないかと疑いたくなるような商法です。アプリをはずすのは自分でもできますが、面倒な人は、携帯ショップで頼めば手続きしてもらえます。

私の経験では、明細書から通信費のムダを探して対策を考えてきたので、できれば数カ月に1回は、ネットでもよいので明細を確認して、使い方にムダがないかチェックしたいですね。私は月に50円かかっても、明細書を送ってもらうよう手続きしようと思っています。

これからは、家族でまとめて加入したほうが合理的になるプランや、自宅のプロバイダー料金とセットで加入したほうがおトクになるプラン、より安く同じサービスが手に入れられる格安スマホなど、いろいろなものを検討し、通信費を抑えたいものです。

通信費は、制度や料金プランの変化が早いのですが、自分が詳しくなくても大丈夫。情報誌やネットを参考にしつつ、携帯ショップでわかるまで聞く、詳しい人に教えてもらうなどで、定期的に見直していきましょう。

フリーライター 生島典子(いくしま・のりこ)
投資信託の運用会社、出版社勤務を経て独立し、2004年よりライター・編集者として活動。子育て、家計、住まい、働き方などが主な執筆テーマ。好きなことは、出産と住宅ローン。3人の子どもを助産院で出産した経験あり。