青森の「愛子さまフィーバー」
敬宮殿下への県民の歓迎ぶりもすごかった。宮下知事は、初日のX投稿で、その様子を「愛子様フィーバー」と表現していた。
「各地で“愛子様フィーバー”と言っていい熱狂ぶりでした。『あいこさまぁー』『キャー』『カワイイィー』が行く先々で響いていました」と。
縄文の風、日本の風 青の煌めきあおもり国スポ日記 10/12 "縄文”には“時を超える力”があると確信しました。 まずは、本日、愛子内親王殿下が初のご来青となり、本県にとって歴史的な一日となったことを報告いたします。誠に光栄であり、私にとっても善き1日となりました。 そして、各地で“愛子様フィーバー”と言っていい熱狂ぶりでした。「あいこさまぁー」「キャー」「カワイイィー」が行く先々で響いていました。 沿道の奉送迎線は人で埋まり、なんと本日だけで18,336人(県警発表速報値)の皆様に迎えていただいたことになります。 ただ、この数字は警察警備が入った部分の人数であり、青森県らしく農作業中に手を振る人、家から飛び出して呼びかける方、車を停めて写真に収めようとする方、実際はもっと多くの県民の方々に迎えていただいたと思います。 ありがとうございます。 愛子内親王殿下からも「多くの皆さんにお迎えいただきありがたい」と言う趣旨のご発言を頂戴しました。 お成りとしては、六戸メイプルスタジアムでの軟式野球、八戸是川縄文館でのご視察となりました。 八戸市の是川縄文館では、ご案内申し上げたすべての展示品を熱心に観察そしてご質問されていました。なかでも数多くある遮光器土偶の一つをを指して「これはカワイイですね」と言うチャーミングなご見解をお示しになられた瞬間、一同の緊張も和らぎ、お人柄に触れることができ感激いたしました。 その後、かつて天皇陛下もご視察された国宝「合掌土偶」をご覧いただきました。天皇陛下から事前に「ものすごく感動した」とするエピソードを伺ってきたとのことで、「時を超えて、見せていただきありがたいです」とのお言葉がありました。 是川縄文遺跡は世界遺産です。狩猟・採集・漁労を営みながら1万年以上定住、高い精神性と争いのない地域だったと言われています。その縄文の風を天皇陛下そして愛子内親王殿下の父子に“時を超えて”感じていただきました。 そして、私は、合掌土偶がつないだその風を、むしろ日本に吹く悠久の風としてその瞬間全身を駆け抜けた気がいたしました。 明日は、野辺地町を出発し、横浜町に立ち寄り、むつ市へと向かいます。無事に安全にそして、思い出に残るお成りとなるよう、県民の皆様と共に私も風の後を追い、駆け抜けていきます。 令和8年10月12日 青森県知事 宮下宗一郎
— 宮下宗一郎(青森県知事) (@soichiro_Aomori) October 12, 2026
初日の空港や沿道などでの奉迎者は県警発表の速報値で1万8336人。これは両陛下の初日をも上回る人数だった。
宮下氏はさらに次のようなX投稿をしていた。
敬宮殿下は三沢市(ホテルグランヒルつたや)で昼食を取られた後、六戸町総合運動公園野球場(メイプルスタジアム)で軟式野球の試合をご覧になった。その後、八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館に移られ、ここでかねて天皇陛下から感動を伝えられていた国宝の「合掌土偶」と対面した。
天皇陛下が感動した「合掌土偶」
合掌土偶は、敬宮殿下がお生まれになるより前の平成12年(2000年)1月、皇太子として第55回国民体育大会冬季大会にご臨席のため当地を訪れられた際に、鑑賞されていた。敬宮殿下は、その時に陛下が「ものすごく感動した」ことを事前にお聴きになった上で、土偶と対面された。
この土偶は、形だけを見れば高さ19.8センチ幅14.2センチの、小さな人形にすぎない。しかし、その呼び名の通り、正面でしっかりと手(掌)を合わせ、指を組んで、座った状態で両腕を膝の上に乗せている。「祈り」を捧げているように見える。
そんな土偶が八戸市の新井田川右岸に位置する「風張1遺跡」から出土した。今から3500年前頃(縄文時代後期後半)のものとされる。
縄文時代の土偶は各地から多く出土している。しかし、完全な形で出土するのは極めて珍しい。
土偶は普通、捨て場や建物跡の外から出土する例が多い。ところが、この土偶は例外的に、竪穴住居跡の出入り口から向かって奥の壁に寄りかかるように置かれた状態で、見つかった。さらに、割れた部分はアスファルトを使って修復までしていた。
この土偶が大切に扱われていたことが分かる。