後発薬と時間内診療で負担軽減を図る
5.ジェネリック医薬品を活用
最近は、ジェネリック医薬品で医療費を抑えるという人も増えてきています。
「ジェネリック医薬品」とは、20〜25年の独占販売特許が切れた先発薬と同等の基準で製造された後発薬のこと。開発費が安く済むぶん薬代も安く、先発薬の2〜7割になっています。20年以上も使っている薬なので、安全性が確認されていること、さらに後発薬では、大きさやニオイなどの改善もされ、飲みやすくなっているものが多いようです。
医師にジェネリック医薬品を処方してもらうには、シンプルに「ジェネリックでお願いします」と伝えるだけ。ほかの服用中の薬などを考慮して、問題ないなら処方してもらえます。薬局で薬剤師に相談するのもいいでしょう。処方箋に「後発医薬品への変更不可」となっていなければあなたの同意を得たうえで変更してもらえます。
さらに、2026年6月からは、患者の都合で後発薬があるのに先発薬を希望すると、その差額の2分の1を特別の料金として患者が負担しなければならなくなりました(以前は4分の1の負担)。たとえば、毎日飲む1錠40円の高血圧の先発医薬品が、ジェネリックで1錠12円になったとすると、差額は28円。その2分の1の14円を追加で負担することになり、先発薬代にプラスして年約5100円の加算に。ジェネリック医薬品を選べば、3割負担の人で先発薬より年8000円ほど安くなります。
6.時間外・休日診療を避ける
病院には、あらかじめ管轄の保健所や地方厚生局へ届け出た診療時間があります。届け出の多い診療時間は、午前8時30分から11時30分、午後は13時から16時30分。最近は、午後スタートで22時までやっている病院もあります。この診療時間を外すと、たとえ5分遅れても、時間外料金がかかります。
時間外料金は、平日、深夜、休日で異なりますが、3割負担の場合で初診だと255円から1440円の料金が上乗せ(※)になります。よほど緊急の時以外は、診療時間内に診てもらうようにしましょう。
※18歳(高校生年度末)以上の人の場合。それ以下の年齢の子どもは各自治体の医療費助成により負担額が変わります。