「夏の清潔感」を上げるおすすめケア
1.匂いは重ねずに「引く」
制汗剤は無香料か微香タイプがおすすめです。柔軟剤も香りを重ねるものではなく、防臭機能に注目して選んでみてください。また、フレグランスを使う場合は強い香りや甘すぎる香りは避けて、柑橘系やオゾン系など爽やかな香りを選びましょう。
外出が多い人は、汗拭きシートを持ち歩きましょう。シャワーを浴びられないときも、人と会う前にはシートで汗を拭き、さらに制汗剤を使っておくと安心です。
2.洗顔後の「手入れ」をプラス
近年はメイクをする男性も増え、メンズコスメも充実してきています。ファンデーションなどのベースメイクまでする必要はありませんが、肌に優しい洗顔料で毛穴汚れを落とし、乾燥を防ぐためにローションや乳液で保湿することをおすすめします。
3.手間なくきれいに着られる服を選ぶ
こなれた感のあるカジュアル服はプライベートで楽しんで、ビジネスカジュアルは「手間をかけなくてもきれいに着られる服」を選ぶといいでしょう。最近では、シワがつきにくく、ノーアイロンできれいに着られる生地のシャツなども多く販売されています。
4.ヘアはすっきりとタイトに
短い髪はサイドなどをすっきりとセットし、長い髪はきっちり束ねてきりっとしたスタイルにすると、夏場はとくに印象がアップします。また、カットに行く頻度も少し上げて、こまめなメンテナンスで涼やかな印象を維持しましょう。
客観的視点を持てば自分も心地よくなる
5.小物の見た目のケアに注意
靴のつま先やカカトに目立つ傷や汚れがないか、バッグの持ち手や角がくたびれていないかなども点検してください。ビジネスカジュアルで気軽なスニーカーなどを履いている人は、オフィスでは汚れや使用感のないものに履き替えることをおすすめします。
6.クールな態度で自己暗示
「暑い」と言いたくなる気持ちはわかります。どうしても口に出てしまうときは、口角を上げてクールな表情で言ってみてください。そして、扇子などで自分に風を送る仕草にも、一片の余裕を持たせてみましょう。「心頭滅却すれば火もまた涼し」と言いますが、人間のメンタルと身体の状態には相互作用があり、言葉や表情でも影響を与えられることがわかっています。
ただ暑さに飲まれてしまうのではなく、ほんの少しでも余裕があると自己暗示をかけることで、周囲からの印象はもちろん、自身の体感も変化するはずです。ぜひお試しください。
夏の身だしなみとは、汗やニオイのケアだけを指すものではありません。「清潔感」のために大切なのは、自分の状態に自己満足するだけでなく、他者がどう感じるかを意識した客観的な視点を持つことです。周囲に不快感でなく涼感を与えるよう、自分の振る舞いを工夫してみましょう。それはまた、自分が心地よく過ごすことにもつながります。
アテインメンツ合同会社代表。五つ星ホテルやエグゼクティブビジネスクラブ経営会社で社長秘書など要職を歴任。一流と言われる財界人と交流を持つ。その中で上に立つ人の資質・リーダーシップの重要要素とされる「エグゼクティブプレゼンス」を研究し、印象コントロール、コミュニケーション力、自己設計の3つの分野から成る修得方法を体系化。2010年からエグゼクティブプレゼンスの企業研修や個人トレーニングを提供し始め、今日まで国内有名企業や多国籍企業の経営幹部2800人以上に指導を行う。著書に『「一流の存在感」がある人の振る舞いのルール』(日本実業出版社)などがある。