タオル取り 〜育つ力:目と手の協応、空間認知能力

タオル取り イラスト

公園の木など、ちょっと高いところにタオルをかけ、ジャンプして取る遊び。子どもが手を伸ばして立ったとき、指先より少し上にタオルの端がくる高さに設定するのがポイント。簡単に取れるようになったら、少しずつ高くしていく。安全な場所なら幼児から楽しめます。室内でもOK。

この遊びでは、「どれくらい跳べば届くか」「手をどの位置まで伸ばせばよいか」を、目で見て判断しながら体を動かす必要があります。目標物との距離を見積もり、それに合わせて動きを調整することで、目と手の協応や空間認知能力が鍛えられます。

一度で取れなかった場合も、ジャンプの仕方や手の伸ばし方を工夫することで、試行錯誤しながら考える力が育ちます。

だるまさんがころんだ 〜育つ力:見通しを立てる力、作戦を考える力

だるまさんがころんだ イラスト

鬼が背中を向けて「だるまさんがころんだ」と唱え、最後の「だ」で振り向く。ほかの子どもたちは、その間に少しずつ前に進み、鬼に気づかれずに鬼の背中をタッチできれば成功。振り向いた瞬間に動いていた子はアウトとなり、鬼に捕まる。幼稚園の年中以上向き。

この遊びの大きな特徴は、鬼の動作を見て、「動く」と「止まる」を一瞬で切り替えなければならない点。鬼の声の速さや間合いを予測しながら進み、振り向いた瞬間にピタリと止まるために、衝動を抑える脳の抑制機能が強く働きます。

また、どこまで進めば安全か、思い切って進むか慎重にいくかを考える中で、見通しを立てたり作戦を考えたりする力も育まれ、論理的な思考の土台が養われます。

※本稿は、『プレジデントFamily2026春号』の一部を再編集したものです。