ギフテッドや発達特性のある子どもは、集団の中で「理解されにくい」ため、周囲から認めてもらえないことがあります。こうした子たちの育て方には、5つの重要なポイントがあります。
型にはめようとするとうまくいかなくなる
「頭はいいのに、なぜか学校に行けない」
「好きなことには異常なほど集中するのに、それ以外はまったくやらない」
特定の領域で非常に高い能力を示すギフテッドと呼ばれる子どもたちや、発達障害、ADHD(注意欠陥多動性障害)と診断される子どもたちを育てる親御さんから、こうした悩みを聞くことがあります。
まず、ギフテッドや発達特性のある子どもたちには、内向型の気質を持つ子が比較的多いという点を指摘しておきたいと思います。
内向型とは、刺激に敏感で、外部からの情報を深く内省的に処理し、「内側での納得」があって初めて行動につながるタイプです。
外向型の子が外部刺激によって行動を起こしやすいのに対し、内向型の子は、気持ちや意味づけが整わないと脳が動きません。この違いを理解しないまま、「早くしなさい」「みんなできているよ」と外向型基準の声かけを続けると、「恐怖・不安・怒り」といった情動を素早く処理する扁桃体が過剰に反応し、思考や行動にブレーキがかかってしまいます。
もう一つ、お伝えしておきたいのは、「育て方に正解はない」ということです。ギフテッドと一口に言っても、その姿はさまざまですし、発達障害やADHDと重なり合うケースも多い。だからこそ、型にはめようとすると、うまくいかなくなることが多いようです。


