今後は避けたい服装「4つの特徴」

安っぽい素材

まだ経済的な余裕がないからと、質感の乏しい服ばかりを選んでいては、残念ながら「豊かな未来」を引き寄せることはできません。大人の装いに求められるのは、「量」よりも「質」。間に合わせの服を10着買い揃えるよりも、その予算でワンランク上の「本物」を1着手に入れる。その潔い選択が、あなたを成功へと近づけます。

生活感がある

装いにおいて大切なのは、「プライベート(ウチ)」と「パブリック(ソト)」の境界線を引くことです。これは大人の装いに欠かせないマナーです。エグゼクティブ・プレゼンスをまとうプロとして誰かと会うならば、そこは日常の延長線上であってはいけません。相手への敬意を表すためにも、「ハレ(特別)の場」という意識で装うこと。

ビジネスシーンにおいて、家でのくつろぎや疲れを感じさせる「生活感」は、あなたの輝きを曇らせてしまうかもしれません。

過度な露出

身体のラインを強調し過ぎる装いや、過度な露出も気をつけたいところです。胸元や脚を不用意に見せるファッションは、品位を欠くだけでなく、ビジネスパートナーと「対等な関係」を築く妨げにもなりかねません。相手に緊張感や戸惑いを与えてしまっては、どれほど優秀であっても信頼を得ることは難しくなってしまうでしょう。

アクセサリーが多過ぎる
長友妙子『信頼を着る 第一印象で選ばれる女性の「装い戦略」』(三笠書房)
長友妙子『信頼を着る 第一印象で選ばれる女性の「装い戦略」』(三笠書房)

エグゼクティブ・プレゼンスに不可欠な「上質さ」とは、決して「派手に着飾ること」ではありません。アクセサリーを数多く重ねたり、あるいは本物のジュエリーであっても、その輝きに頼り過ぎては、装い全体から「品格」を奪ってしまいます。

ココ・シャネルは、「家を出る前に鏡を見て、アクセサリーをひとつ外しなさい」という名言を残しています。

「上質なものを、少しだけ」。最後にひとつ引き算をするくらいの潔さこそが、エグゼクティブにふさわしい、洗練された余韻を残すのです。

長友 妙子(ながとも・たえこ)
ファッションコンサルタント/エグゼクティブスタイリスト

1983年、スタイリストデビュー。「流行通信」でディレクション&スタイリングを担当。竹内まりや本人からCDジャケットのスタイリングをオファーされたことを機に、芸能界からの依頼が殺到。その後、『CLASSY.』(光文社)、『Precious』(小学館)、『家庭画報』(世界文化社)などの有名女性ファッション誌で表紙や巻頭特集を担当。テレビ・CM・広告・イベントでも第一線のスタイリストとして活躍。2021年に共著『繊細な人の仕事がうまくいくファッションのルール』(光文社)出版。2022年より「長友スタイル~ビジネスが成功する着こなし~」講座をスタート。