子どもの世界を知って相談に乗るべき
これまで挙げた通り、現代のゲームは何かとお金がかかるのです。子どもの「課金したい」という言葉の背景には、ゲームそのものを楽しむため、友だちとの仲を深めるため、自分を表現するためなど、その子なりの理由が必ずあるはずです。
だからこそ、もし子どもから「課金したい」という相談があったら、頭ごなしに否定するのではなく、「何に課金しようと思ってる?」「いくら課金したいと思ってる?」というふうに、真剣な相談として受けてほしいのです。このような姿勢は、子ども側からすれば、「この人、わかってる」とうれしさや心強さを感じますし、何よりも「課金したくなったらこの人に相談しよう」と思える関係性を生みます。
お金を使う以上、大人のサポートは欠かせません。大切なのは、「課金=悪」ではなく、「無理のない課金」「納得した課金」ができるような環境を子どもと一緒につくっていくことではないでしょうか。そのためには、私たち大人がゲーム課金の世界を知り、子どもにとってのゲームの意味を子どもの目線で考える姿勢が大切なのです。

