「元日くらい休んだら?」と聞くとわかる
こうした状態にある受験生は、「今はこの勉強をやる時期だ」ということを自分で理解しています。そのため、受験本番でも過度に緊張することなく、いつもの実力を発揮できる可能性が高いと言えます。
ちなみに、この時期の親御さんが試せて、受験生のお子さんの立ち位置がわかるリトマス試験紙のような方法があります。ぜひ一度、「元日くらいは休んだら?」と声をかけてみてください。
もし単語帳を開いていたり、机に向かっていたりするなら、それは本気で受験に向き合っている証拠です。無理に止める必要はなく、続けさせてあげて問題ないと思います。また、強い意志をもって勉強しないと決めている場合も心配ないでしょう。
一方で、明らかに学力が足りていない状態で、「ただ正月だから休む」とダラダラしている受験生は注意が必要です。それはただ単純に、日頃から勉強する習慣がないだけのことを、正月を理由にして正当化しようとしているだけです。必要な勉強量を把握・実行できていない可能性があり、いい状態であるとは言えません。
「休む」にも「勉強する」にも明確な理由がある
せっかくのお正月ですから、初詣や親戚との集まりなど、ならではの行事も大切です。それによって気持ちが切り替わり、視野が広がることにつながるからです。
ただ、休むにせよ勉強するにせよ、そう決めるまでに主体性があったのかどうか。自分の立ち位置を理解している受験生は、休むにしても勉強するにしても、理由があるものです。あえて休む人もいれば、やりたいから自然と勉強している(=勝手に手が動いてしまう)人もいる。それだけの違いなのです。
この記事を通じて、今の自分に焦りを感じた受験生は、ひとまず自分が置かれた立ち位置はどこなのか、自分には何が足りていないのかを考えてみてください。
もし、根を詰めすぎて疲れていると感じたのであれば、休むのは正しい行動です。一方で、少しでも勉強しておこうかと思ったのであれば、勉強机に向かうのも正しい行動です。たかが一日二日の出来事のように感じるかもしれませんが、本番では大きな差につながります。
受験生のいる家庭・親御さんも大丈夫だろうかと不安に思う日々が続いているかと思います。ただ、上記のように、受験生自身が自分を客観視して、納得感をもって行動できているのであれば、あとはとにかく信じてあげるだけです。一般入試の本番まで、もうひと踏ん張りです。ぜひ、参考にしてみてください。


