大事なのはゴールを「数値化」すること
【マーク】英語を学ぶ目的は人それぞれだと思いますが、これから学び直しを始める人が注意すべきことはありますか?
【西岡】できる限り「明確なゴール」を設定することです。たとえば、「英語ができるようになりたい」といっても、どの段階になったら英語ができるようになったといえるのかわかりませんよね。人間は結局、数字を目標にするのがいちばん楽なんです。
「TOEICで●点以上取る」「英検●級に合格する」といった資格試験でもいいですし、「英字新聞が●時間で読めるようになる」のような目標でもいい。そういう明確な数値目標を持つことが重要です。
【マーク】私が以前いた会社は、昇格のための足切りラインがTOEIC500点でした。それが必然的に目標になったのですが、いま考えると明確な数値目標があったからこそ「英語を学び直そう」という動機になりました。500点をクリアした後もずっと英語の勉強を続けてこられたのは、スコアが上がっていくのがモチベーションになったからです。
私が教えている生徒さんの中には「とにかく英語を流暢に話せるようになりたい」と言う方が多いのですが、会話ができるようになるには基礎固めが大事なので、「まずはTOEICか英検に挑戦してみませんか?」とおすすめしています。
【西岡】勉強におけるゴールは、自分自身でつくるしかありません。「3時間勉強するのがゴール」などと言う人がいるのですが、3時間勉強すれば成績が上がるというわけではないですから、あまり意味がないですよね。具体性のないゴールを学び直しの目的にするのは、大きな問題だと思っています。
【マーク】おっしゃる通りです。これから学び直しを始める方には、ぜひ自分なりの「明確なゴール」を設定して取り組んで欲しいですね。



