本サイトにはプロモーション広告を含んでおり、広告主から本サイトに収益が発生する場合があります。ただし、収益の発生によって情報の正確性が損なわれることはありません。
SBI証券と住信SBIネット銀行は同時に口座開設が必要?それぞれの違いも解説

SBI証券で証券口座を開設しようとすると、住信SBIネット銀行の普通預金口座も同時に開設するか、選択肢が提示される。

その段階で、「そもそもネット銀行の同時口座開設が必要なのか」「銀行口座を増やすと管理が面倒くさい」と、申し込みの手を止めてしまう人もいるのではないだろうか?

結論から言うと、SBI証券の証券口座と住信SBIネット銀行の口座を併用することにデメリットは特にないので、この際、同時に開設してしまうのが断然おすすめだ。

むしろネット銀行を使い倒すことで、メリットをより多く享受できるといえるだろう。

本記事では、まずSBI証券と住信SBIネット銀行のサービスの違いを説明し、次いで口座の同時開設をおすすめする理由と、その申し込み方法を詳しく解説していく。

ネットバンキングに不慣れな人でも、SBI証券に口座を開設するのであれば、親和性の高い住信SBIネット銀行を使って、その利便性を味わってもらいたい。

\ここから同時開設できる/

目次

  1. SBI証券と住信SBIネット銀行の違い
  2. SBI証券と住信SBIネット銀行の同時開設がおすすめである理由
    1. 投資資金の移動が楽になる
    2. SBIハイブリッド預金は高金利で預金できる
    3. ATM利用手数料、振込手数料が簡単に月5回無料になる
  3. SBIハイブリッド預金を利用する際の注意点
  4. SBI証券と住信SBIネット銀行の口座を同時開設する流れ
  5. SBI証券と住信SBIネット銀行を連携する方法
  6. SBI証券と住信SBIネット銀行についてよくある質問

SBI証券と住信SBIネット銀行の違い

SBI証券と住信SBIネット銀行のサービスや利用目的の違いを、下記の表にまとめてみた。あらためて情報を整理する役に立てば幸いだ。

■主な取扱商品、利用目的の違い
SBI証券 住信SBIネット銀行
取扱商品 国内株式
外国株式
投資信託
債券
FX
先物・オプション
取引所CFD
金、銀、プラチナ
その他
・SBIラップ(おまかせで資産運用できるサービス)
・保険
預金
・円預金
・仕組預金
・外貨預金
ローン
・住宅ローン
・カードローン
・目的ローン、不動産担保ローン
その他
・キャッシュカード
・保険
・公営競技、スポーツくじ
主な利用目的 金融商品の運用 入出金・振替
・ATMでの入出金
・給与受取
・年金受取
・定額自動入金
・振込
・定額自動振込
・口座振替(銀行引落)
・Pay-easy(税金等支払)など
税制面での優遇制度 iDeCo(個人型確定拠出年金)
NISA
特になし

当たり前のことだがNISAをはじめとする証券の取引は、SBI証券の領分。では、なぜSBIネット銀行の口座を同時開設すべきか、その答えを見ていこう。

SBI証券と住信SBIネット銀行の同時開設がおすすめである理由

SBI証券と住信SBIネット銀行の口座を同時開設すると3つのメリットがある。

投資資金の移動が楽になる

住信SBIネット銀行の口座を同時開設し、SBIハイブリッド預金を利用すると、投資資金の移動が楽になる。

SBIハイブリッド預金とは

SBI証券と連携した円預金のこと。SBIハイブリッド預金に入金すると自動でSBI証券の買付余力に反映される。

SBIハイブリッド預金のイメージ image5.png

通常、金融商品を購入するには資金を銀行口座から証券口座に移す必要がある。

しかし、SBI証券と住信SBIネット銀行の口座を同時開設して「SBIハイブリッド預金」を利用すれば、銀行の預金残高が自動で証券口座残高に反映されるので、資金移動せずに取引できるようになる

\銀行との同時開設がおすすめ/

SBIハイブリッド預金は高金利で預金できる

住信SBIネット銀行の口座を同時開設し、SBIハイブリッド預金を利用すると、年率0.03%という高金利で普通預金できるメリットもある。

通常、住信SBIネット銀行の円普通預金の金利は年率0.02%だが、SBIハイブリッド預金に申し込めば、金利が0.01%アップする。

大手都市銀行の普通預金の金利は年率0.02%なので、約1.5倍の金利でお金を預けられる。

■円普通預金の金利比較表
銀行 利率(年率)
住信SBIネット銀行(SBIハイブリッド預金) 0.030%
住信SBIネット銀行(通常) 0.020%
みずほ銀行 0.020%
三菱UFJ銀行 0.020%
三井住友銀行 0.020%
※2024年6月16日現在

ATM利用手数料、振込手数料が簡単に月5回無料になる

住信SBIネット銀行には、所定の条件を満たすとランクがアップしてATM利用手数料と振込手数料の無料回数が増える「スマプロランク」というサービスがある。

スマプロランクが「1」のときはATM利用手数料、振込手数料(※)が無料になるのは月2回だが、スマホアプリをダウンロードし、「スマート認証NEO」を利用すると、ランクアップし月5回まで無料回数が増える。

住信SBIネット銀行のスマプロランクごとの無料回数 image2.png

住信SBIネット銀行を利用する場合は、スマホアプリをダウンロードし、スマート認証NEOを利用するのがおすすめだ。

※ATM利用手数料=ATMでの預け入れや引き出しの際にかかる手数料

※振込手数料=他の金融機関への振り込みの際にかかる手数料

SBIハイブリッド預金を利用する際の注意点

住信SBIネット銀行で口座開設するデメリットは基本的にはない。強いていうなら、保有している銀行口座が増えて管理の手間がかかることくらいだ。

ただし、SBI証券と住信SBIネット銀行で口座開設した後、SBIハイブリッド預金に入出金するには振替手続きが必要となる点には注意しよう。

SBI証券と住信SBIネット銀行で口座開設した後、SBIハイブリッド預金に入出金するには振替手続きが必要となる点には注意しよう。

SBIハイブリッド預金へ入金するには、まずATMや他行から住信SBIネット銀行の円普通預金口座に入金する。その後、住信SBIネット銀行のWEBサイトにログインし、円普通預金口座からSBIハイブリッド預金への振替操作をする必要がある。

SBIハイブリッド預金への入金方法 image5.png
画像引用:住信SBIネット銀行公式サイト

SBIハイブリッド預金から出金する際も、普通預金に振替手続きをした後にATMなどから出金する必要がある。

SBIハイブリッド預金から普通預金への振替は即時に反映されるが、ATMやネットバンキングを使ってSBIハイブリッド預金へ直接入金したり、出金したりすることはできないことを覚えておこう。

SBI証券と住信SBIネット銀行の口座を同時開設する流れ

SBI証券と住信SBIネット銀行の口座を同時開設するフローを紹介する。

①口座開設ボタンを押す

まずは下記のボタンから公式サイトを開こう。

\公式サイトを見る/

画面が切り替わったら、「口座開設にすすむ」を選択する。

SBI証券_LP.jpg
画像引用:SBI証券公式サイト

②メールアドレスを登録する

メールアドレスを登録すると認証コードを記載したメールが届く。コードを入力して残りの手続きに進もう。

メールアドレス登録.png
画像引用:SBI証券公式サイト

③名前や住所を入力する

次に、名前や住所の入力画面に遷移する。後に提出する本人確認書類と一致していないと口座開設に必要以上に時間がかかる場合があるため、間違いのないように入力しよう。

会員情報登録.png
画像引用:SBI証券公式サイト

④特定口座、NISA口座を選択する

個人情報の入力が終わると、特定口座を選択する必要がある。

「特定口座を開設する(源泉徴収あり)」「特定口座を開設する(源泉徴収なし)」「特定口座を開設しない」の3パターンが表示される。一般的には「開設する(源泉徴収あり)」がおすすめだ。

特定口座選択.png
画像引用:SBI証券公式サイト

特定口座の「源泉徴収あり」を選ぶと、特定口座の投資で利益が出たときに自動的に税金が差し引かれ、基本的に自分で確定申告する必要がない。

確定申告が煩わしいと感じる人は「源泉徴収あり」がおすすめだ。

次にNISA口座の選択画面に移る。ここでは「NISA口座を申し込む」を選択するのがおすすめだ。後からNISA口座を申し込むこともできるが、二度手間になってしまう。

NISAとは

NISA(ニーサ)とは、投資で得た利益に税金がかからない制度のことで、正式名称を「少額投資非課税制度」という。投資信託や個別株式などさまざまな金融商品の取引から得られる利益が非課税になるので、初心者から中上級者まですべての個人投資家におすすめだ。

すでに他の銀行や証券会社でNISA口座を申し込んだことがある場合は「今は非課税投資枠を申し込まない」か「他社から乗り換える」を選択しよう。

NISA申し込み.png
画像引用=SBI証券公式サイト

⑤住信SBIネット銀行の口座開設を申し込む

続いて「住信SBIネット銀行」の同時申込の画面になるので、「申し込む」を選択しよう。

住信銀行_同時開設.png
画像引用:SBI証券公式サイト

⑥口座開設方法を選択する

入力した事項を確認し終えたら、口座開設方法を選択する。おすすめなのは、最短2日後に口座開設が完了する「ネットで口座開設」だ。

マイナンバーカードなどの本人確認書類と顔写真を撮影するだけなので、ネットでの手続きが不慣れでも簡単にできる。

ネット口座開設.png
画像引用:SBI証券公式サイト

⑦本人確認書類を提出する

⑥までの手続きが完了すると、登録したメールアドレス宛てにユーザーネームが届く。

ユーザーネームと、口座申込完了時に表示されるログインパスワードを使ってSBI証券の公式サイトからログインすると、本人確認書類の提出が求められる。

スマホがあり、その場で書類を撮影して提出可能な場合はマイナンバーカードか、マイナンバー通知カードと運転免許証があれば手続きできる。

それが難しい場合、マイナンバーカード(またはマイナンバー通知カード)とその他の本人確認書類を組み合わせてアップロードするとよい。

スマホがあり、その場で書類を撮影して提出できる場合に必要な本人確認書類

image2.png
画像引用=SBI証券公式サイト

スマホや対象の書類がない場合に必要な本人確認書類

image1.png
画像引用=SBI証券公式サイト

マイナンバーカードやマイナンバー通知カードと組み合わせ可能な本人確認書類は以下のとおりとなっている。

■マイナンバーカードやマイナンバー通知カードと組み合わせ可能な本人確認書類
マイナンバーカード マイナンバー通知カード(マイナンバー記載の住民票も可)
・運転免許証
・運転経歴証明書
・住民基本台帳カード(写真付き)
・日本国パスポート
・住民票の写し
・各種健康保険証
・印鑑証明書
※以上の中からいずれか1種類
・運転免許証
・運転経歴証明書
・住民基本台帳カード(写真付き)
・日本国パスポート
・住民票の写し
・各種健康保険証
・印鑑証明書
※以上の中からいずれか2種類
※2024年6月16日現在

本人確認書類の提出が終わると、申請手続きは完了する。その後、金融機関の審査が終わったら、メールか郵送で取引パスワードが手元に届き、金融商品の取引ができるようになる。

SBI証券と住信SBIネット銀行を連携する方法

SBI証券口座をすでに持っている人が、住信SBIネット銀行の口座を開設してSBI証券と連携させる方法も紹介する。

まず、SBI証券のスマホ専用サイトにログインして右上のメニューバーをタップしよう。

image14.png
画像引用:SBI証券公式サイト

下にスクロールすると「住信SBIネット銀行」の項目があるため、「開設」をタップする。

image15.png
画像引用:SBI証券公式サイト

居住地国を選んで、閲覧書類を確認し、メールアドレスを入力する。

image16.png
画像引用:SBI証券公式サイト

SBIハイブリッド預金に「申し込む」を選択したら、取引パスワードを入力して「確認画面へ」をタップする。

image17.png
画像引用:SBI証券公式サイト

最後に申込内容の確認画面が表示されるため、内容に問題がなければ「申込」をタップしよう。

口座開設申込完了の画面が表示されたら、申込手続きは終了だ。

image18.png
画像引用:SBI証券公式サイト

申し込みから約1週間後に認証番号カードが届く。カードが届いたら住信SBIネット銀行のアプリにログインして各種パスワードを設定しよう。

これでSBI証券と住信SBIネット銀行との連携が完了する。

SBI証券と住信SBIネット銀行についてよくある質問

住信SBIネット銀行の口座を後から開設するのは遅い?
住信SBIネット銀行の口座を後から開設すると、個人情報の入力や本人確認書類のアップロードが二度手間になる。住信SBIネット銀行の口座開設は無料なので、開設していても損はない。手間を考えると同時開設するのがおすすめだ。
SBI証券と住信SBIネット銀行と連携するデメリットは?
SBI証券と住信SBIネット銀行を連携するデメリットはない。注意点としては、SBIハイブリッド預金に入出金するには住信SBIネット銀行の普通預金口座から振替操作する必要があることが挙げられる。