お金が貯まらないキッチンの特徴
キッチンを一目見れば、その家が「お金の貯まる家」か「貯まらない家」かわかります。後者は、例えばこんな様子です。
キッチンカウンターには、油まみれの調味料がずらりとならび、壁には、フライ返しやお玉が3~4種類ずつなど、同じような調理器具がごちゃっとかけられています。フライパンも大きさ、深さ違いで何個も持っています。
シンクには、洗っていない食器が溜まっていて、洗いカゴも、とっくに乾いているお皿で山盛り。床には、大容量の油やペットボトル飲料などがそのまま置かれています。
特に、冷蔵庫の中はパンパン。どこに何が入っているかわからず、奥が見えません。手前のものを取り出すと、しなしなになった野菜や、いつ入れたのかわからないつくりおきが出てきます。ドアポケットには、封を開けて少しだけ使ったドレッシングやソース類。冷凍庫からは、霜のついた肉や魚が出てきます。
パントリーにも、賞味期限切れの乾物や乾麺などの食品が。そして多くの場合、スーパーのレジ袋が「なぜここに?」と思うようなあちらこちらから出てきます……。
これこそ、お金の貯まらない家のキッチンの典型。余白がなく、とにかく物がいっぱいなのです。