慶應に合格した子がやっていたこと
実際に、こんな生徒がいました。
塾に通うこと自体にはすっかり慣れた5年生のAくん。5年生の夏期講習の日数に怯んでいましたが、“印付け”を意識して夏期講習を受けたことで、夏期講習期間に、自分がわかっていることとできることの違いがわかるようになりました。
授業中にわからなかった問題には必ず「印」を付けるという習慣は6年生になっても続き、勉強時間が無駄に長くなることなく、志望校の対策にたっぷりと時間が使えるように。効率的に学び、良いコンディションで本番を迎えられました(慶應普通部、中等部合格)。
いくら家で口酸っぱく言っても、塾に行った時には忘れてしまうのが子供です。ノートを取らせる塾だったら、例えば意識してほしいことを書いた付箋を、その日使うページのはじめに貼るなど工夫が大事です。
また塾がない日の自習も親の悩みの種のひとつ。
親としては受験生の自覚を持って自主的に机に向かってほしいと思っていても、そのようにいかないケースがほとんどです。
親子喧嘩としてよく聞くのが、親が仕事を終えて帰ってみると、「(何をやればいいかわかんなかったから)やらなかった」と子供が一日中遊んでしまっていたケース。やらなければいけないことぐらいわかるでしょう! と声を荒らげたくなりますが、まだ小学生なので自らやることを考えて机に向かうのは難しい年齢です。
塾がない日のスケジュール
塾がない平日はスケジュールを大まかに作っておくいいでしょう。例えば以下のように。
午前中:学校の宿題、計算・漢字ドリルなど毎日のルーティンになっているものに取り組む
午後:宿題や、苦手分野の克服のための演習時間に充てる
塾の自習室が利用できる場合は、環境を変えて午後は自習室を利用するのもよいでしょう。自習室がない塾に通っている場合は、夏の間だけ個別指導の授業を取るなどして苦手分野の克服に充てるのも一つの方法です。個別指導塾によっては、受講生は授業のない日も自習室が使えるところもあります。
おおまかなスケジュールを立てた上で、親がいない時間に、子供に課題をやらせるにはどうしたらいいのか。これは、各家庭で合う方法を見つけていくしかありませんが、次ページではこれまで私がサポートしたご家庭が、実際に行っていた対応をお伝えします。


