「テキストのすべてをこなそう」と思ってはいけない
毎回の授業終わりに必ずやってほしいことは、確認テストの復習です。
漢字や計算、理社を含む知識問題など小さな確認テストが毎授業ある塾も多いと思います。このような確認テストの直しはその日のうちに行うといいですね。講習で疲れて帰ってきても、確認テストの間違い直しはやるというように。
間違い直しをためてしまうと、後半にしわ寄せがきます。「できないところをできるようにする」が受験勉強の基本なので、勉強の効率が上がります。
前述のように「確認テストの解き直しはその日のうちに」が鉄則ですが、そこで見つけた学習の穴や苦手単元をすぐに解決しようと思うと途端に復習が大変になります。たとえば「四則計算の基本をもう一度やり直したほうがいい」「比や割合がわかっていない」と気が付いた場合など。
子供たちは夏休みでも、親は仕事や家事などがあります。「早く寝たいのに終わらない」「こんなにサポートしているのに子供ができない」といった気持ちが毎日続くのはとてもストレスですよね。無理をせずに、「見つかった苦手分野はまとめて、塾も親も休みの日にやろう」などと割り切れるとストレスが減ります。
またテキストのすべてをこなそうと思わないことも大切です。
先生たちもクラス毎にやるべきものが違うことを意識した上で、授業を進めています。テキストは同じであっても、クラスによって授業で扱う問題が違うということはよくあること。
授業で扱う問題がまず押さえてほしい内容なので、授業で扱わなかった問題には手を出さず、授業で扱った問題のうち、理解不足なものを中心に復習するようにしましょう。
シンプルだけれど「超有効」なルール
子供のテキストやノートを見るだけでは、授業で扱った問題の理解度はなかなかわからないものです。「授業中に○がもらえなかった」という問題も、時間が足らなかったのか、やり方を忘れていたのか、そもそも理解していないからやり方を解説されてもわからなかったのか……など状況はさまざまです。
問題ごとに「これは何でできなかったの?」といちいちヒアリングしていては時間がいくらあっても足りませんから「授業中に扱ったけれど、解説を聞いてもよくわからなかったものには、必ず印を付ける」というようなルールを徹底させるといいです。
星やハテナのマーク、付箋を貼るなど親子で約束事を作って、やってきてもらいましょう。毎日押し寄せる課題の山の仕分けも効率よくすすむはずです。
夏期講習の肝は子供が授業を集中して聞くことにあります。夏期講習期間中に夜遅くまで復習をやってしまい、寝不足の状態で講習に行くなんてもってのほかです。気温が高く夏バテしやすくなっていますから、睡眠時間と栄養をしっかり取らせて気持ちよく講習に送り出してくださいね。


