「お話があります。来週、来てください」

1歳の誕生日を迎えた時、大阪府内の病院の遺伝診療科で、血液を採取し染色体検査をした。検査結果が出るまでしばらくかかるとのことだった。

翌月、脳外科を受診した後のことだ。事務員に「遺伝カウンセラーから話をしたい」と伝えられた。既に日は傾き、待合室にはほかに誰もいなかった。