楽しみながら伝える力が身につくゲーム
さらに、ボードゲームも楽しみながら読解力を鍛えるのにおすすめだと神田さんは語る。
神田さんが紹介してくれた「ito(イト)」「DiXit(ディクシット)」「コードネーム」の共通点は、ヒントを出すことで連想したり、助け合ったりするパーティーゲームであること。家族や友達と楽しみながら、自然と語彙力や的確に伝える力を伸ばすことができる。
「これらのゲームのキモは、終わったあとの感想戦にあります。正解がわかったあとに『だからそういうヒントをえたのか』などと楽しく振り返りながら、ほかの人の考えや自分の考えとの齟齬も確認することで、より読解力のトレーニングになるでしょう」
選択で結果が変わる「ノベルゲーム」もおすすめ
今回紹介したボードゲームだけでなく、テレビゲームでも、自分の選択によって結末が変化する「ノベルゲーム」は、遊びながら読解力を育むのに役立つという。
「『逆転裁判』(12歳以上対象)などです。これらのノベルゲームは文脈を読み取って、正しい選択肢を選ぶことが要求されます。ゲームなら、本が苦手な子でも夢中になって読んで理解しようとするはず。子供には向き不向きがありますから、読書が苦手であれば、紹介したような漫画やゲームを試してみてください。実際、小さい頃は、本はほとんど読まず、漫画ばかり読み込んでいた僕ですが、おかげで読解力を鍛えることができ、東大入学、マッキンゼーに就職というこれまでの経歴にもつながったと思っています」
教える人
ヨミサマ。代表 神田直樹さん
東大卒業後、戦略コンサルティングファームのマッキンゼーへ就職し独立。国語に精通した東大生プロ集団が、オンライン個別指導を行う「ヨミサマ。」を運営する。
ヨミサマ。代表 神田直樹さん
東大卒業後、戦略コンサルティングファームのマッキンゼーへ就職し独立。国語に精通した東大生プロ集団が、オンライン個別指導を行う「ヨミサマ。」を運営する。
※本稿は、『プレジデントFamily2025春号』の一部を再編集したものです。




