悪いことをしたときの声かけのコツ
友達との付き合いなどで小遣いが足りなくなり、親の財布からお金を盗んだことがわかってしまった。ゲーム課金で口座からの高額な引き落としが発覚した。そんなとき、あなたならどう対処するでしょうか。
親として何が至らなかったのかと考えて、情けない気持ちにもなることでしょう。ショックのあまり、「お前のやっていることは犯罪だ。お前は家族の信頼関係を壊したんだよ」などと言ってしまうかもしれません。
確かに、ここぞというとき、親が真剣に対峙することは必要です。しかし、どんなふうに話すとしても、1つだけ大切にしてほしいポイントがあります。
それは、子どもが心を入れ替えてやり直そうと思えるような、改善につながる言葉をかけることです。
「お金の使い方と帰宅時間」を見ておく
親に悪さが露見した瞬間、大抵の子どもは、すでに反省しているものです。そんなときに本人の人格や親子の関係性を全否定する言葉をかけてしまえば、前を向こうとしている子どもの心を砕いてしまいます。
あなたは必ずやり直せる、あなたを信頼したいと思っているということを前提としたうえで言葉をかけ、反省を促してほしいのです。
そして、大切なのは同じ過ちを繰り返させないことです。そのために、子どもの生活ぶりを、これまでよりも丁寧に見てください。
具体的にはお金の使い方と帰宅時間を見ておくことをおすすめします。経験上、中高生はこの2つから崩れていくことが多いと感じています。
おかしいなと思うことがあっても、感情的に責めず、事実を確認するに留めましょう。親が自分に気持ちを向けていることを感じて、子どもの生活が自然と落ち着いてくることも多いものです。自らの過ちに自ら気づき、悔い改める時間を、子どもたちにもたせてあげてください。そこから学ぶこともあるはずですから。

