日本の「女性への支援」がいかに遅れているか
2007年の創設から、今年で18年。日本では長い間、「赤ちゃんポスト」は慈恵病院のたった一つだけだった。もちろん、今でも赤ちゃん遺棄事件が絶えることはない。望まない妊娠を周囲にひた隠しにし、一人で出産しなければならない女性が、全国にどれほどいることか。しかし、ついに今年の3月31日に、全国で2つ目の赤ちゃんポストが、都内の母子に高度な医療を提供する周産期母子医療センター「賛育会病院」にて運営をスタート。18年経って、ようやくのことだ。
「こうのとりのゆりかご」がモデルにしたのはドイツの「ベビークラッペ(赤ちゃんポスト)」だが、ドイツに限らず、イタリア、オーストリア、アメリカなどに育てられない赤ちゃんを匿名で預けられる「赤ちゃんポスト」はあり、韓国にも2カ所の「ベビーボックス」が。そこには、年間200人以上が預けられているという。
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