4.噂話や悪口を話すのが好き
人の噂話は盛り上がりやすいので、つい話題にしがちです。しかし、「噂好き」のレッテルを貼られると周囲からの信頼を失います。なぜなら、自分がいつ標的になるかわからないと警戒され、自分の大事なことは、話さないようにしようと周囲が距離を取り始めるからです。もし勝手な憶測で噂話をしようものなら、本人の耳に入った時に関係に亀裂が生じる事態になることもありますので、職場の噂話は、ほどほどに。
話していいことと、ダメなことの線引きとしては、話題の対象者の耳に入ったときに、本人が不愉快にならないかで判断しましょう。
悪口を言う人も敬遠されます。悪口を言う人は、共通の敵をつくってグループの結束力を高めたいとか、相手よりも自分が優位に立ちたいという心理があるのかもしれません。どんな理由であれ、人の悪口を聞かされると嫌な気分になるものです。もし、不満がある場合には、周囲に漏らしても何の解決にもなりませんので、陰口を言わずに、本人に直接、感情的にならず温和な口調で伝えられると良いですね。
5.愚痴やネガティブワードが多い
同様に、愚痴が多い人も周囲を嫌な気分にさせます。仕事の愚痴ばかり言っている人は、職場で認めてもらえないなど、承認欲求が満たされずストレスがたまっているのかもしれません。愚痴が多いと人が離れていき、結局自分の居場所がなくなりますので、会話タイムでネガティブな感情を吐き出すのは控え、もし愚痴を聞いてほしい時には、プライベートでの「おしゃべりタイム」に会社以外の友人や家族に付き合ってもらいましょう。
また、何かにつけて「でもさ」「そうはいっても」「いや、そうとも限らない」などと、必ず“否定”から入るクセがある人がいます。悪気はないにしても、相手にしてみれば何を言っても否定されるので会話を楽しめません。もし、「いや」「でも」「だって」が口ぐせの方は、ぜひ「そうなんだ」「なるほど」「いいね」と肯定の言葉を使うように意識してみましょう。
人のふり見てわがふり直せ。もし周りに感じ悪い話し方をする人がいたら反面教師として、前向きな言葉を使った会話を心掛け、職場の明るい雰囲気をつくりたいものです。