このアメーバ経営の考え方をベースに、システム構築から運用支援までサポートするのが連結経営管理ソリューション「GreenOffice Profit Management」です。

「GreenOffice Profit Management」は、ERPなどお客様の既存システムから日々の実績データを取り込み、部門・取引先・品種などのセグメント別の業績管理のほか、グループの連結経営で重要なプロダクトライン別の管理も可能です。セグメント別の縦軸だけではなく、プロダクトライン別の横軸でも“鮮度の高い情報”の把握と可視化ができるソリューションです。

導入にあたっては、機能設計する前のコンサルティングに注力し、「導入における目標作成」や「課題の整理」を大切にしています。その過程で、人や床面積など単位ごとの受注や売上といった、お客様にとって適したKPIを掴み、柔軟にシステムに反映させることが可能です。

数値の鮮度も高く、日次の収支などはセグメント別でもグループレベルでもおおむね翌日には把握できます。それらをもとにPDCAのマネジメントサイクルを回し、継続的に運用していただけるようサポートしています。

──最後に、KCCSの今後の抱負を聞かせてください。

佐々木 いまや中国も東南アジアも生産拠点という考え方ではなく、大きな市場としての期待度が増しています。グローバル展開を進める上で、連結経営をいかに推進するかは重要な経営課題の一つです。このような経営課題解決のため、また、さまざまなリスクへ対応するためにも、私たちはICTベンダーの枠を超えたビジネスパートナーとして貢献できる存在でありたいと思います。皆様のリスクに負けない経営の実現を強力にサポートさせていただきたいと考えています。