最初に入れた予約が正解

ダメだ!

予約だけは厳守!

理由は単純だ。そのスケジュールを入れたとき(予約時)は、今日が最適の日程だと考えて設定しているはずなのだ。これより先でも、後でも、自分のスケジュール的には正解ではない。相手にとってもベストな日程だったはず。それを先送りすればしただけ、自分の作業に支障が出る。だから、先送りはするべきではない。

当然、どうにもならない急な用事でキャンセルが不可避になる場合もある。そんなときは1分でも早くキャンセルの手続きを取るようにしている。そしてきちんと謝る。次の予約には必ず行く。

簡単なルールだが、無理をしてでも予約を守ることでスケジュールの遅れを回避できたことは何度もある。何が素晴らしいかというと、キャンセルしなかったことで、普段の倍以上の達成感(「予約どおりに行けた私ってすごい!」)を得られるという事実だ。運動や風呂と同じで、面倒だと思っても、「えいや!」とやってみて後悔したことなど一度もないのだ。

エアコンは死活問題

長い冬が終わりに近づき、そろそろ山が春めいてきたなと思うと、じわじわと、いつもの悩みが心に浮かんでくる。

今年の夏は酷暑だろうか?

酷暑であれば、エアコンは絶対に必要だ。何せうちには大型犬がいるし、家族はみんな暑がりだ。

「万が一、エアコンが故障していたら、大変なことになるぞ……」

山に近い場所に住んでいるので、冬は積雪量が多いし、とても長い。そんな地形に建つ家でエアコンの暖房機能は一切役に立たない。役に立たないので、冬の間わが家のエアコンは休止状態となり、部屋を暖めるために使うメインの道具は石油ストーブ2台となる。

だからこそ、久々に稼働させるエアコンが生存しているかどうか、春先になると気になってくる。それも、じわじわ、深刻なまでに気になってくる。

雪も解けた頃(通常それは5月の初めだ)、ドキドキしながらスイッチを入れてみる。動けばわが家は安泰だが、今年の春先の入電の儀で、わが家最大クラスのエアコンの運転ランプが点灯せず、いつまで経っても点滅したままだった。これは故障を意味する。私が恐れていたことが現実になってしまった。