若者世代の価値観に詳しい原田曜平さんの呼びかけで集まった、大学生9人が「眞子さん、圭さんご結婚」について話し合う座談会の第2回。Z世代の新しい価値観では、大人世代の結婚批判が少々奇異にも映っているようです――。
結婚後、記者会見に臨む小室圭さん(左)と眞子さん=2021年10月26日午後、東京都千代田区[代表撮影]
写真=時事通信フォト
結婚後、記者会見に臨む小室圭さん(左)と眞子さん=2021年10月26日午後、東京都千代田区[代表撮影]
座談会参加者
梅田(仮名) 亜細亜大学3年生
鈴木 桜美林大学3年生
田中(仮名)慶應義塾大学4年生
山田(仮名)慶應義塾大学3年生
大塚(仮名)慶應義塾大学1年生
高橋(仮名)立教大学2年生
佐藤(仮名)慶應義塾大学4年生 
 青山学院大学4年生
(仮名)日本女子大学3年生

小室さんの“スペック”は十分

【原田】中高年世代を中心に「小室圭さんは、皇族のご結婚相手としてふさわしいか?」という疑問の声もありました。みなさんはどう思いますか?

【高橋】国際弁護士は難関の職業である、ということはよく知られていますよね。単身留学をして、法律事務所での勤務も決まっている圭さんに対して、スペックが不十分と糾弾する若者は少ないのではないかと思います。

【山田】皇族とのご結婚ということで、家柄や仕事を気にする人もいるのは理解します。ただ、若者はそこにはこだわってないと思いますね。本人たちさえよければ問題ない。

【梅田】私は、皇族の方にはある程度スペックの高い人と結婚してほしいと思います。その点、小室さんは学歴も高いし、国際弁護士になるということもすごいと思います。資格試験の結果はまだこれからだと思うので、もし不合格だったとしたら、「あれ?」って思うかもしれないですが。

マスコミの礼節の無さのほうが気になる

【大塚】SNSなどで、小室さんの留学先での成績、国際弁護士になることのハードルの高さなどの情報も目にしています。そうしたあまり報道されない情報も多角的に見ると、スペックに難ありとは言えないですよね。

それに、そもそもスペックって気にするべきではないと思います。眞子さんはもう皇室から離れられたわけですし、礼節が何もないというような人でない限り、学歴や職業で批判されるいわれはないと思います。ポニテや取材への対応でも叩かれたけれど、あれだって取材申し込みがあったわけではなくて突撃取材ですよね。小室さんに礼節を求めるのであれば、取材する側も最低限の礼をわきまえるべきです。

【原田】マスコミも過熱していて、プライベートを切り取って叩くような報道も散見される。若者の間では、むしろそうしたマスコミの報道姿勢に対して批判する気持ちのほうが大きいようですね。