「思ってもいないことを褒める」ことがポイント
右脳を刺激するためには「思っていないことを褒める」が一番効果的なんです。
「思っていないことを褒めるって、噓をつけというの?」と左脳の論理的思考は抵抗感を示します。
「噓をつけ」というのではなくて、「思っていないことを褒める」というのは「何もないところから作り出す」という右脳の想像力を刺激するため。
「思ってもいないことを褒める」と相手を前にして頭の中で呟いてみると「あれれ! 結構、適当な褒め言葉がスラスラと出てくるんですけど」となります。
「思ってもいないことを褒める」で右脳の想像力が刺激されて「会うとパニックになる相手」が右脳の力によって全然違う人に変わっていきます。
思っていることを褒めようとすると左脳が働いているから、脳内のノイズは減らずに頭は働きません。
ところが、思ってもいないことを褒めると右脳が刺激され、どんどん脳内のノイズが減るから、頭が働いてすらすら褒め言葉が出てくるようになります。
そうしたら「会うと頭が真っ白になる相手」に対する脳内のノイズが消えていきます。
「相手の前でもちゃんと頭が働くようになった!」となり、頭の中が自由に解放されていくんです。
インサイト・カウンセリング代表取締役。米国・私立アズベリー大学心理学部心理学科卒業。FAP療法(Free from Anxiety Program不安からの解放プログラム)を開発し、トラウマのみならず幅広い症例のカウンセリングを行っている。アルコール依存症専門病院、東京都精神医学総合研究所等で、依存症に関する対応を学ぶ。人間関係のしがらみから解放され自由に生きるための方法を追究し、多くの症例を治療している。カウンセリング歴31年、臨床経験のべ10万件以上。著書にベストセラー『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』(すばる舎)のほか、『無意識さん、催眠を教えて』(光文社)など多数。