新型コロナウイルスの感染予防で、今やマスクは必須アイテム。例年以上の酷暑の中でもその着用が推奨されている。マスクをしているからと、メイクをしない、日やけ対策をしない人も急増の様子。Withコロナ時代の夏の肌対策を伺った。

外出自粛とマスク着用で、メイクをしない人が急増

新型コロナウイルスの影響で、人々のライフスタイルは大きく変化した。

美容面でも、リモートワークが増えて、メイクアップする機会は激減、マスクに隠れてしまうか、マスクが汚れるからと、口紅をつけなくなった人も多い。

さらに夏の肌の最重要課題である「紫外線対策」においても、大きな意識の変化が起きていることが、今回第一三共ヘルスケアの調査で判明した。

例年の夏であれば、日焼け止めとファンデーションのダブル使いで紫外線をブロックし、サングラスや日傘で直射日光から身を守るのが常識。今年は特に梅雨明けから異常な暑さが続いている。いつも以上の対策を講じなければいけないはずなのだが……。

【図表】今年は例年より紫外線対策を忘れがち
資料提供=第一三共ヘルスケア

20代〜50代の女性800名を対象にした全国調査で、なんと47.3%も「今年は紫外線対策を忘れがち」と回答したのだ。

68.7%の人が「外出が少ないので紫外線対策をするのが億劫」と答え、さらに38.9%もの女性はファンデーションも日焼け止めも塗らずに外出をしていることがわかった。

【図表】外出が少ないので紫外線対策をするのがおっくう
資料提供=第一三共ヘルスケア