何が子供の言葉の発達を左右するか
乳幼児期の子供を育てている人にとって、我が子の言葉の発達はとても気になるところ。最初の関門が1歳半検診でしょうか。この時点ですでに、赤ちゃんによってかなり大きな言葉の発達の差があります。まだ一語も話さない子から早い子だと相当数の言葉を話し2語に近い言葉の使い方もできていたります。それが、2歳、3歳となっていくにつれ、言葉に対する理解や言葉の使い方(言語能力全般)の差にまで及んできて、ふと回りをみて焦るママ、パパも少なくないはずです。
言葉の発達は女の子のほうが早いから、下の子のほうが早いから、とか、心配しすぎなくてもそのうち話すようになるから大丈夫……。確かに、子供にとっては、養育者がナーバスになっていることのほうがよくないのかもしれません。
でも実際、言葉の発達が早い子と遅い子は何が違うのでしょう? 親にできることはあるのでしょうか。そして、言葉の発達の速さの違いは、将来的にもなにかしらの違いとして現れるものなのでしょうか。