プレジデント ウーマン 2017年4月号が発売になりました。特集の編集担当から最新号の見どころをご紹介します。

昨年、「一瞬で伝わる資料のつくり方」という特集を担当しました。これを読んだ読者の方から感想のはがきをたくさんいただきました。

東京にお住まいの30代の方からのはがきには、「即効! 効果てきめん、とても役に立ちました」とあり、それまで文字が多すぎてわかりづらかった資料を、特集を参考にアレンジしたところ得意先からの企画採用が一気に10本決まったとのこと。社内から資料づくりの依頼が増えたこともつづられていました。「雑誌を読んでから2週間の出来事です」と、興奮ぎみの様子が読み取れる内容で、文面は締めくくられていました。

ホンマかいな、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。特集を担当した私も、正直ここまで効果てきめんって……と戸惑っていましたが、その後もこのようなはがきを複数いただき、またイベントなどでも直接「今もデスクに置いてある」とか「実践してます!」という話を聞き、うれしかったのを覚えています。

今年は昨年の上をいく資料特集をつくろうと思って取り組んだ4月号。取材させていただいたプレゼンテーション資料作成コンサルタントの山橋美穂さんは、「我流を卒業すること」の大切さを説いてくださいました。一度しっかり学ぶ機会を持つだけで、驚くほど作成時間を短縮できるし、質の高いものをつくることができるようになる、と。

プレジデント ウーマン 2017年4月号「一瞬で通る!『面白い資料』のつくり方」

冒頭のはがきをくださった方は、我流からの卒業で大きな効果が出たのかもしれませんね。

現在発売中の4月号「一瞬で通る!『面白い資料』のつくり方」では、いろいろな種類の実物資料を掲載するとともに、タイトル、写真、グラフ、チャートなど、パーツごとのコツも紹介。

「内容が多すぎて1カ月で読みきれない!」という声も届くのですが、やはり今回も、盛ってしまいました……。

我流を卒業する気づきになる部分が1つでもあったらうれしく思います。