先生の教えをもとにいよいよ実践!

【9月3日】理想のスケジュールを紙に落とし込んでみる

さっそく現状と理想のスケジュールをそれぞれ紙に書いて見える化を実行。お弁当の下ごしらえと朝ごはんのジュース作りを夜に回せば、起きる時間を変えなくても英語の勉強タイムを45分間確保できるとわかる。その報告と勉強を長続きさせる秘訣(ひけつ)を聞くために古川先生にメール。「勉強という行動が当たり前になっていけばいいので、まずは5分でもOK。それから楽しんでやることが大事」とのお返事が。

お弁当の下ごしらえを夜のうちに。朝は火を入れて、お弁当箱に詰めるだけ。

【9月6日】試行錯誤した結果、最適な英語勉強法を発見!

英語を口に出さずに書き続ける、CDを聞きながら文を追いかける……、いろいろな勉強方法を試した結果、テキストを見ながら口に出すのがいちばん楽しいと感じる。週1で通う英語教室の復習を中心に勉強。習いっぱなしじゃなくなってうれしい。

【9月10日】15分という細切れの時間を意識するように

勉強時間を確保するためにほかを短縮していることから、15分の時間を意識するようになってきた。これまでは朝起きたらすぐにテレビをつけていたけれど、自然にしなくなってきた。昼間の仕事も効率的になってきたみたい。

朝食のにんじん&りんごジュースも夜のうちにプレスし、ポットに移して冷蔵庫に。

【9月15日】勉強は順調、今度は運動も取り入れたい

無理なく続けられているので、次は少し早起きして運動を取り入れたいと先生にメール。「習慣化は一度にひとつが原則。まずは早起きをMUST習慣に。英語だけ1時間、あるいは英語と運動で1時間、ここはWANT習慣にすることがポイント」とお返事がくる。

早起きできた朝はダンベルや腹筋などの運動。体を動かすと気分スッキリ。

【9月22日】早起きはどうにかできても夜早く寝るのが難しい……

アドバイスどおり早起きに重点を置いて実践するも、前日に30分早く寝るのは大変。まずは早起きに慣れつつ、運動は毎朝5分でもやっている! という実感を残すように頑張りたい。

リスニングとスピーキング中心の勉強。机に向かうのが面倒なときは海外ドラマを。

 After:津川さんの朝時間を見直したら…… 

●英語の勉強をスタート!
6:00 起床、体重を測る、お風呂&洗濯機ON
6:15 お風呂
6:30 スキンケア、洗濯物を干す
6:45 朝ごはんとお弁当の用意(下ごしらえは前の晩)
7:00 朝活(英会話)
7:45 出勤準備、朝ごはん
8:00 朝ドラを見る
8:15 出勤

 古川先生から一言 

これからも、いまのペースで頑張ってください。基本は毎日行動。なるべく記録をつけて、できない日もベビーステップで小さく踏み出すこと。MUST習慣は、絶対に守ることが大切です。

古川武士
習慣化コンサルタント。習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立し、独自の理論を確立。著書に『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』など。

構成=池田純子 撮影=山田 薫