家族の幸せを包む上質なデザイン、日々健やかに過ごせる環境づくりは、住まいにとって当たり前のこと。ミサワホームは、平常時だけでなく、災害時・災害後も、自立して快適に住み続けられる家づくりを目指す。主力商品「GENIUS 蔵のある家<防災・減災デザイン>」を通して、その具体策を見てみよう。

大収納空間「蔵」が
防災・減災に効果を発揮

シンプルでモダンなデザインに定評のあるミサワホーム。中でも、主力商品のひとつ「GENIUS 蔵のある家」は、大収納空間「蔵」が特長の住宅だ。天井高が半階分の「蔵」は法律上(※)の床面積制限から除外されるため、その分、居室の面積を広くできる。それだけでなく、住空間に上下の変化を与え、さらにはミサワホームならではの「防災・減災デザイン」にもつながる。

大空間の1階リビングと1.5階のDK、さらに吹き抜けを介して2階までが立体的につながる。1人掛け椅子の背後はガラリを通して自然の風が吹き抜ける、大収納空間「蔵」。
キッチンは1.5階に。2階の子ども室や寝室と吹き抜けでつながり、上下階でも家族を感じられる。生活拠点を高い階に置くことで、床上浸水しても日常生活を維持しやすくなる。

例えば上の写真では、1階リビングに隣接して「蔵」を設けている。その上にできる1.5階がダイニングキッチンだ。これにより、1階は天井の高い開放的な空間に、1.5階は外の視線から少し離れた、落ち着いた居場所になる。雰囲気の異なる2つのリビングが立体的に連続し、吹き抜けを介して2階の個室ともゆるやかにつながる。家族のプライバシーとコミュニケーションを無理なく両立させる空間構成だ。

この構成が、万一の被災時にも威力を発揮する。1.5階の床ハッチから使う「蔵」は、四方が壁に囲まれた安全性の高い収納庫で、水や食料をたっぷり備蓄できる。

また、仮に洪水で1階が浸水したとしても、1.5階を拠点に生活を続けることができる。災害の状況によっては、1階を近隣の方に避難所として開放しても、家族は1.5階と2階を使うようにすれば、みんながストレスの少ない避難生活を送れるだろう。

※エリアにより、各行政庁の見解が異なります。詳しくはお近くのミサワホームまでお問い合わせください。