“クオリティ”と“セイフティ”
が一体になった住まい

シンプルながら重厚感のある外観。地震や浸水などさまざまな外的災害から大切なものを守る堅牢な造り。

この立体的につながる空間は、家全体に自然な空気の流れをつくり出す点でも効果的だ。軒の出や袖壁、開口の配置など、設計の工夫によって採光・通風をコントロールし、極力エアコンを使わずに心地よい住環境を創る「微気候デザイン」は、ミサワホームの特長。しかも、高断熱仕様の躯体で、冷暖房の効率も高い。

高負荷の家電に頼らなくても快適に過ごせる設計は、災害でエネルギー供給が断たれても有効だ。省エネルギーを誇る「高い断熱性能」は、エアコンが使えないときも外気温の影響を抑え、室温の急激な変化を防いで家族の健康を守ってくれる。

加えて、太陽光発電システムと蓄電池を導入しておけば、さらに大きな安心が得られる。日頃は自宅でエネルギーを創って蓄え、経済的でエコロジカルな暮らしを実現。停電時はそのエネルギーでスマートフォンやTV、冷蔵庫など非常時に必要な設備を一定時間使い続けられる。

(左)キッチンの隣には「ローリングストック収納」を。保存食を日常生活の中で使いながら更新し、常時新しいものを蓄えておくことで賞味期限切れを防ぐ提案。
(右)1階から出し入れする生活収納の「蔵」の隣に、1.5階の床ハッチから使う備蓄の「蔵」がある。非常用の水や食品が大量にストックできるほか、防犯性に優れ貴重品の収納にも適している。

日々の暮らしを美しく、心地よくする住まいの“クオリティ”を、非常時の備え“セイフティ”にリンクさせる。それがミサワホームの防災・減災ソリューション「MISAWA-LCP」だ。

平常時・災害時・災害後の3つの段階で構成されている。備蓄の「蔵」をはじめ、避難に有効な空間設計などの「備えるデザイン」。そして、耐震構造や防災ガラス、延焼防止など、災害発生時に家族と財産を保護する「守るデザイン」。さらに、被災後もなるべく救援に頼らず、自宅で自立して暮らし続けることを目指す「支えるデザイン」。それぞれ、建物の基本性能や設計手法に加え、地域特性や敷地条件、家族の要望に合わせて選べる、多様なソリューションメニューがそろっている。

“いざ”というときの安心感があるからこそ、ふだんの暮らしがのびのびと、より豊かに送れる。“クオリティ”&“セイフティ”は、これからの住まいの新基準になるだろう。