トップ・オブ・トヨタを
あらゆる面で追求

今年9月、クラウン マジェスタがフルモデルチェンジした。数えて6代目の誕生である。

新型マジェスタの開発理念は、日本のユーザーを第一に考えた高級車として、最上級の満足と歓びを届けること。トヨタの「もっといいクルマづくり」の先頭に立つクラウンの最上級グレード、トップ・オブ・クラウンであり、同時にトップ・オブ・トヨタにふさわしいモデルを追求する強い思いが込められている。

もっといいクルマづくり。それは、ユーザーに感動をもたらすことを意味する。トヨタがグローバルビジョンに「笑顔のために 期待を超えて」と掲げるとおり、ユーザーの期待を上回るクルマを提供することによって、たくさんの人々を笑顔にしたい。そのために開発陣は、新たなフラッグシップカーを求め、クルマをつくるという仕事を極めた。基本性能を徹底的に磨き上げ、技術の歴史に裏打ちされた先進装備を搭載。日本独自の美意識も凝らした。そして、ついに新型マジェスタは完成したのだ。

フラッグシップカーといえば、大排気量、高出力が優先されてきた。しかし、いまや環境性能は欠かせない。これからの時代、当然の要件だ。そこで新型マジェスタには、V6 3.5リットルFRハイブリッドシステムを搭載。JC08モード走行燃費で18.2km/リットルを実現した。従来モデル比で一気に2倍以上の低燃費を達成しながら、パワーは同等の水準を約束する。

ホイールベースをクラウンロイヤルやアスリートより75ミリ延長したことも特筆すべきだろう。これにより足元にゆとりが生まれた後席空間には、リヤオートエアコンや無段階のリクライニングなども装備。クラウンならではの静粛性とあいまって、ゲストに最高のホスピタリティを提供する。

フロントデザインにも注目したい。縦基調のグリルとLEDのヘッドランプが醸す表情は、風格と上質さに満ち、それでいて精悍さにあふれている。中央ではクラウン伝統の王冠のエンブレムが存在感を放つ。2004年モデル以降はトヨタマークを付けていたマジェスタに、王冠が戻ったのである。トヨタブランドのトップはクラウンであり、そのトップは新型マジェスタ。それが王冠のエンブレムに託されたメッセージなのだ。

50年以上も前から人々の憧れを集めてきたクラウン。憧れは、きっと仕事への活力や生きる元気に変わったはずだ。

新型マジェスタが描き始めたクラウンの未来──いっそう魅力を増し高級車市場の先頭を走り続け、人々を元気にする。あくまでクラウンらしく。これからの50年も、ずっと。

落ち着いた風格のあるスタイルが印象的な新型マジェスタ。室内においても、厳選の本革を使用するなど最上の質感を追求している。また、全車ハイブリッドでJC08モード走行燃費18.2km/リットルを実現した。

Photo:マジェスタ“Fバージョン”。オプション装着車。ボディーカラーはホワイトパールクリスタルシャイン<062>。内装色はフラクセン。

※燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。