センターの感覚でいると間に合わない
――対策はいつ頃から始めるのがいいのでしょうか? 例えば、高3の夏に部活が終わって「さぁ受験だ」と共テ対策を始めたりすると、とても間に合わないという感じがします。
【横田】そうですね。できれば高1の段階で、どんな問題なのかは把握しておいたほうがいい。つまり、共テではわりと解答の上でのスピードが求められている、ある程度の読解力が必要だという現実を知った方がいいですね。
実際の過去問にはそこまで早期から取りかかる必要はありませんが、共通テスト型の模試は遅くとも本番の1年前、つまり3年生になるまでには経験しておいたほうがよいでしょう。その段階でまだ目標点を取る必要はないですが、私たちの模擬試験においては「こういう出題形式で、こういった読解ができるようになる必要があるんだ」という意識を持ってもらう上で出題しています。
なお、代ゼミでは今年も、受験生と同じ「大学入学共通テスト」本試験の問題にチャレンジし、今の実力でどれくらい得点できるのか、受験本番までにあとどれだけ実力をつければよいのか、これまでの学習成果を確認し、新たな課題を発見するための機会として、「共通テストチャレンジ」というイベントを実施いたしました。
高校で対策ができるか? という問題
――つまり予備校でばっちり対策している子と学校の勉強だけしている子では、格差が開いてきているのではないでしょうか?
【越田】たしかに、共通テストになってからより専門的な対策が必要になっているとは思います。それができる、できないという格差のみを考えると、センター試験の方が良かったという意見も理解できます。
【横田】ただ、高校によっては授業で共通テストの過去問を解かせるなどの対策もしていると思います。教員の方の負担軽減などのために、外部委託で予備校講師の授業を実施している学校も少なくないと思うので、何かしらそうしたものを活用して、学校でも共通テスト対策ができればそれにこしたことはないとは思いますね。


