12歳年上の職員を徐々に信用するように

平山さんは生後まもないころから乳児院で育ち、10歳のとき、慈愛園の運営する熊本県荒尾市のシオン園に入所した。ここで、14歳ごろから長期にわたり性的虐待を受けることになる。

加害者は12歳年上で、平山さんがシオン園に入所したあとに採用された。そのころ平山さんは、長く在園しているこどもと自分が同じように扱われていないと感じていて、シオン園の職員たちと信頼関係を結ぶことが難しい状態にあった。父親からの暴力のトラウマもあった。