お子さんの自己決定力レベルをチェック
あなたのお子さんは、どのくらい自己決定力が身についているでしょうか。現状に合わせて対応を考えてみましょう。
レベル1 子どもがほとんどの選択を親に任せている状態
例)親が勉強する時間や教科を指示している/カレーライスとハンバーグどっちがいい?と聞いても「お母さん(お父さん)が決めて」と言う
レベル2 提示された選択肢から選ぶことができる
例)算数か国語のどちらを勉強するか自分で選ぶ/カレーライスとハンバーグどっちがいい?と聞いたら、「ハンバーグがいい」と選ぶことができる
レベル3 自分で考えて選択することができる
例)どの順番で何を勉強するかを自分で決める/夕飯に何が食べたい?と聞いたときに「今日はハンバーグがいいな」と自分で考えて言うことができる
レベル4 状況に応じて適切な判断ができる
例)長期目標を立て、自主的に学習内容とスケジュールを管理する/夕飯に何を食べたい?と聞いたときに「来週の給食でカレーライスが出るから、カレーがいいと言おうかと思ったけど、最近食べていなかったハンバーグをリクエストしようかな」と未来や過去のことも含めて考えて判断ができる
勉強と食事を例として入れていますが、食事は自分の「食べたい」という欲求に紐づくものなので意思決定は比較的簡単です。勉強のように必ずしも「やりたい」と思わなくても意思決定できるほうが難易度は上がりますので、小学校低学年では難しいでしょう。その点も考慮に入れつつ、お子さんの自己決定力を測ってみてください。
自己決定力のレベルを上げる方法
現状のレベルに合わせて、自己決定力をアップさせる取り組みをやってみてください。
レベル1→レベル2 選択肢を増やす
簡単な選択肢を用意し、子ども自身に選ばせる機会を増やしましょう。遊ぶ場所や食べ物などの選択肢を親が提案し、子どもが自分で選ぶ練習から始めてあげてください。「お母さん(お父さん)が決めて」と言われても、「選んでくれないと決まらないよ」と言うなどして、子どもが決めるのを待ちます。
レベル2→レベル3 自分で選択肢を考える機会を作る
子どもが自ら選択肢を見つける練習をさせましょう。親からの提案をやめ、「今日はどうしたい?」などと問いかけ、考える時間を与えるようにします。
レベル3→レベル4 判断の理由を聞き、責任感を育てる
選択した結果を一緒に振り返り、「どうしてこの選択にしたのか?」「次に何ができるか?」を考えさせ、結果に対する責任感を持たせるようにします。そうすることで、失敗を次に活かすことができ、よりよい判断ができるようになります。
レベルアップのための働きかけをし、子どもができたときは褒めてあげてください。何を決めたとしても「自分で決めることができたね」「自分で考えて答えを出せるのはさすがだね」「選んだ理由をちゃんと説明できるなんて、すごく成長したよね」というように言ってあげることで子どもの自己決定力は伸びていきます。


